『築城を語る パラグアイに実現した奇跡の日本の城』 前原 深・弘道 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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『築城を語る パラグアイに実現した奇跡の日本の城』 前原 深・弘道

 1958年に広島から一家7人でパラグアイに移住し、養鶏-特に鶏卵ではパラグアイ最大の企業といわれるまでになった父子が、パラグアイに日本式の城を建設するという夢を実現するに至るまでを綴っている。
前半は父(深)の移住に至るまでの日本での戦前戦後の体験と所感の手記、後半は父の意思を実現させた子(弘道)の築城工事の苦心と工夫、そして牧場・養鶏事業の苦心を述べていて、パラグアイ移民が自身で語った特異な着想と行動の記録。

〔桜井 敏浩〕

(中央公論事業出版 2014年1月 190頁 1,400円+税)
〔『ラテンアメリカ時報』2014年秋号(No.1408)より〕