2014年11月30日までの政治経済ニュース - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

2014年11月30日までの政治経済ニュース


11月21日(ブラジル)ブラジルの食肉大手JBSは、子会社のJBSオーストラリアを通じて、オーストラリアの食肉会社プリモグループを買収すると発表した。(同社発表リリース)

11月21日(チリ)みずほ銀行は、チリ最大手民間銀行Banco Santander Chileと、商業銀行業務にかかる広範な分野での業務協力協定を11月20日付で締結したと発表した。同行は2014年9月にサンティアゴ出張所を開設している。(同社発表リリース)

11月25日(ブラジル)伊藤忠商事とJFEホールディングスは、両者が設立した日伯鉄鉱石株式会社と、韓国、台湾の製鉄会社で形成する日韓台コンソーシアムが40%を保有するブラジルの鉄鉱石生産・販売会社NAMISA社と、ブラジル鉄鋼大手Companhia Siderurgica Nacional社が保有する鉄鉱石事業関連資産カザ・ジ・ペドラ鉱山およびロジスティクス(鉄道株式および港湾)の資産統合に関して合意したと発表した。(同社発表リリース)

11月26日(ブラジル)ブラジルのテイシェイラ環境相は、アマゾン地方で、今年7月までの1年間に消失した森林の面積は前年を約18%下回ったと発表した。調査を開始した1988年以来2番目に少ない消失率になる。

11月27日(ブラジル)ルセフ大統領は、次期財務相に、ブラデスコ銀行グループ幹部のジョアキン・レビ氏が就任する人事を発表した。中央銀行のトンビニ総裁は留任、企画・予算管理相にはネルソン・バルボザ元財務副大臣が就く。

11月27日(ブラジル)ホンダ発表。同社の風力発電事業会社ホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダは、11月26日に風力発電拠点(リオ・グランジ・ド・スル州シャングリラ市)の稼働を開始した。風力タービン9機が設置されたこの拠点での年間発電量は約9万5,000メガワットアワーとなる見込み。(同社発表リリース)

11月27日(ペルー)ソフトバンクモバイルは、海外でも高速通信サービスが利用可能なFDD–LTEネットワークによる国際ローミングの対象エリアに11月28日よりペルーとスリランカを追加したと発表した。ペルーの携帯電話事業者はClaro Peruになる。(同社発表リリース)

11月27日(ベネズエラ)ベネズエラのマドゥロ大統領は、原油価格が1バレル=100ドルの水準に回復するまでは石油輸出国機構(OPEC)に減産を訴えていくと表明した。OPECは定時総会で、同国などの減産要請に反して減産見送りを決定している。

11月28日(アルゼンチン)アルゼンチン国税局は、スイスの秘密銀行口座への資金預託を通じ、4000人を超えるアルゼンチン住民の脱税をほう助したとして、英金融大手HSBCを告発したと発表した。

11月30日(ウルグアイ)ウルグアイの大統領選決戦投票日。与党・拡大戦線のタバレ・バスケス前大統領と、国民党のルイス・ラカジェ・ポウ下院議員の2候補が大統領の座を争う。