『世界のじゃがいも料理 -南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土食あふれる100のレシピ』 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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『世界のじゃがいも料理 -南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土食あふれる100のレシピ』

南米アンデス地帯を原産地とし、16世紀にスペイン人の征服によりヨーロッパに伝えられて、世界中で重要な食糧となっているじゃがいも。アンデスで古くから栽培され、今でも500種もが市場に出ているというペルーでは、収穫期の5月30日は「全国じゃがいもの日」と制定され、原産地ならではの年1度のじゃがいも祭りがリマ市でも開催され、その模様を見ると確かに実に多くの種類があり、その料理・菓子が売られている(この第1部アンデス編は、リマ在住のライター原田慶子担当)。これにペルー料理の代表的じゃがいも料理6種のレシピ、じゃがいものフリーズドライ、ペルー料理食材を紹介したペルー料理の解説が付いている(群馬県大泉町のペルー料理店主上根修二が担当)。

その他、今やじゃがいもを多用するヨーロッパ各地方11か国、アフリカ、アジアでの料理レシピ、日本におけるじゃがいもの種類、北海道等での郷土料理を紹介していて、じゃがいもが世界で賞味され無くてはならない存在になっているかを、カラー写真と文で紹介し楽しく見せてくれる。

〔桜井 敏浩〕

 

(誠文堂新光社編・発行 2015年3月 223頁 2,800円+税 ISBN987-4-416-61593-5)