『世界のともだち 13 メキシコ -織物の町の少女 リセット』 長倉 洋海 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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『世界のともだち 13 メキシコ -織物の町の少女 リセット』 長倉 洋海

世界36か国で撮り下ろした子供とその家族の生活を紹介する児童写真書シリーズの1冊で、ラテンアメリカではこのほかブラジルとペルーが出ている。本書は内戦時のエルサルバドルの姿を知らせた著書のあるフリーの写真家によるもので、南部オアハカ州の小さな町に住む10歳の小学生を取り上げ、その家族、リセットの生い立ちと暮らしているテオティトラン・デル・バジェの町、町の多くの人たちと父も携わっている織物の製造、市場でエプロンを売る母の手伝い、メキシコ料理の食事、通っている学校、父が以前から少しずつ建てている家、州都オアハカへの家族でのお出かけ、10月31日から11月1日の伝統的な祭り「死者の日」の墓参などの様子を物語り風に多くの美しい写真で見せている。巻末に簡単なメキシコのあらましが付いている。

〔桜井 敏浩〕

(偕成社 2014年9月 40頁 1,800円+税 ISBN978-4-03-648130-9 )