『アマゾン 森の貌』  高野 潤 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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『アマゾン 森の貌』  高野 潤

1973年からペルー、ボリビアはじめアンデスやアマゾンを歩いている写真家による、アマゾンの様々な「貌(かお)」を紹介した写真と文の一冊。

エクアドルの先住民、森の動物たち、生き物、森や川の素顔を、「吹く、投げる、獲る、食べる、騒ぐ」森の人間の生活を、「襲う、吠える、逃げる、落とす、削ぐ」でジャガー、獏、蛇、猿などの動物、「憩う、締める、噛む、渡る、棲む」では川辺に集まる動物を、「釣る、突く、楽しむ、焼く、放す」ではアマゾンに生きる人達の生業を、「鳴く、狂う、怒る、造る、化ける」では植物や虫などを、「働く、怯える、嗅ぐ、震える」は、雨、暑さ、落雷、天候変化、怪音、香り、絞め殺しの木などの凄惨な生存競争などを、全ページにわたりカラー写真に簡単な解説を付けていて一覧に値する。

〔桜井 敏浩〕

(新潮社(新書) 2015年3月 175頁 1,400円+税 ISBN-987-4-10-301572-7 )