講演会のご報告「わが社のラテンアメリカ戦略」の第1弾「スペインを通じた攻略」 (2016年2月23日(火) 開催) | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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講演会のご報告「わが社のラテンアメリカ戦略」の第1弾「スペインを通じた攻略」 (2016年2月23日(火) 開催)

 2016年2月23日午後3時から、米州開発銀行アジア事務所にて、株式会社NTTデータの西畑一宏取締役常務執行役員、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)の橋田博東京支店長をお招きし、ビジネス講演会新シリーズ「わが社のラテンアメリカ戦略」の第1弾「スペインを通じた攻略」と題する講演会を開催し、約40名の参加を得ました。
 講演の要旨は以下の通りです。

◆株式会社NTTデータ 西畑一宏取締役常務執行役員
・NTTデータは2014年にスペインのITサービス大手Everis社を買収し、事業基盤構築を進めている。
・Everis社を買収した理由は、人を大事にする企業文化が似ていたこと、ラテンアメリカを重要視していることが大きい。
・ラテンアメリカは東南アジアよりもIT化が進んでいるため、まずはラテンアメリカで成功事例を作っていきたい。
・ブラジル、アルゼンチン、ペルー、チリにソフトウエアの開発センターを設置している。
・チリ政府と協力し、チリにITのデジタル・ハブを作るプロジェクトも進行中。
・1月からブラジルの自動車学校に、運転シミュレーターソフトを納入している。
・メキシコ元大統領、スペインやコロンビアの元大臣、IDB前総裁などからなる国際アドバイザー・ボードを組織し、国際的な人脈づくりとNTTデータおよびEveris社の知名度アップに努めている。

◆ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行 橋田博東京支店長
・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)はスペイン第2位の銀行だが、もっとも収益を上げているのはメキシコである。ヒスパニックが多い米国南部の拠点も含めると、ラテンアメリカ関連の収益が約6割を占めている。
・ラテンアメリカでは1995年から現地銀行の買収を進め、ブラジル以外では主要国トップクラスの銀行になった。
・日本支店では、日本企業のラテンアメリカ進出のサポート業務等を行っている。
・現地支店網を有することからラテンアメリカ各国の現地通貨で貸し出しができるのもBBVAの強みである。

最後に参加者と質疑応答が行われ、現地での人材確保・人材養成、日本とスペイン、ラテンアメリカとの企業文化の違いと類似点、今後の課題等多岐にわたってお答えいただきました。


NTT 西畑常務

BBVA 橋田支店長

会場全体の様子