『あっけらかんの国キューバ -革命と宗教のあいだを旅して』  越川 芳明 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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『あっけらかんの国キューバ -革命と宗教のあいだを旅して』  越川 芳明

 著者は現代米国文学を専門とする明治大学教授。2008年に初めてキューバを訪れて以来、黒人信仰の調査に打ち込み「サンテリア」の司祭の資格を取るなど、庶民の暮らし、市民の視線に立ってキューバを見て来た。本書は、各編写真1頁を含む4頁の短文が43編とコラム4編から成るが、キューバの人々の食べ物の好み、結婚観、物を手に入れるための行列、不便な生活の中での人生観、そして筆者が関わるアフロキューバ信仰の宇宙観などに至るまで多岐な観察が盛り込まれている。
                               〔桜井 敏浩〕

 (猿江商會 2016年2月 220頁 1,800円+税 ISBN978-4-908260-04-9 )

 〔『ラテンアメリカ時報』2016年秋号(No.1416)より〕