『コスタリカを知るための60章【第2版】』  国本 伊代編著 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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『コスタリカを知るための60章【第2版】』  国本 伊代編著

 2004年に出された同じ編者による『コスタリカを知るための55章』の改定増版。その後の人口増大、OECDに参加を表明するくらいにまで政治、経済、社会が改善・発展するなど、大きく状況が変わったことから、多くの章を全面的に書き直し、29章 移民大国の光と影、「父権責任法」と母子家庭37、FTAの進展と環境ビジネス40、コーヒー産業の進化43、世界一のパイナップル輸出45、女性議員増加と女性大統領就任58、先住民保護区の現状60を新たに加え、一部前版を削減ないし内容を書き換えてコラムも増やし内容も一新している。
 教育立国、社会福祉と環境保全の三大政策に力点を置いて限りなく先進国に近づいているといわれるコスタリカだが、まだそれぞれに課題も抱えている姿を、編者を含む 8人の中米研究者、コスタリカ在住経営者等が様々な切り口から簡潔に解説している。
                                  〔桜井 敏浩〕

 (明石書店 2016年8月 288頁 2,000円+税 ISBN978-4-7503-4383-9 )

 〔『ラテンアメリカ時報』2016年秋号(No.1416)より〕