ペルーと日本:グローバル・チャレンジに向けた取り組み (2017年1月25日(木)開催) | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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ペルーと日本:グローバル・チャレンジに向けた取り組み (2017年1月25日(木)開催)

【日時】 2017年1月25日
【場所】フォーリン・プレスセンター
【講師】ハロルド・フォルサイト駐日ペルー共和国大使
【参加者】約50名

ハロルド・フォルサイト( Harold W. Forsyth)駐日ペルー共和国大使をお招きし、ペルーの情勢と魅力、日本ペルー関係と今後の見通しについてご講演いただきました。講演の要旨は以下の通りです。

●ペルーは、ラテンアメリカで最初に、また世界では14番目に日本と国交を結んだ。1873年に友好通商航海条約を締結し、以来長い間友好関係にある。1963年には当時の皇太子殿下と妃殿下(現・天皇皇后両陛下)がペルーを訪問し新たな日ペルー関係が構築された。また1899年にラテンアメリカで初めて日本人移民を受け入れ、佐倉丸に乗り790名がペルーに移住してきた。2019年は日系移民120周年を迎える。日系人人口はブラジルに次いで南米2位の規模である。

●政治経済では2012年に日・ペルー経済連携協定(EPA)を締結。クチンスキ大統領と安倍総理の会談は2016年にリマ、2017年にはベトナムで開催されたAPEC首脳会議時に行われ、様々な分野での協力を約束した。

●文化面では、ペルー古代アンデス文明研究において多くの優秀な日本人が貢献している。考古学では今後も多くの発見があるだろう。

●課題は貿易と投資になる。2017年の二国間貿易は約25億4200万ドルだった。長い友好関係の割には少ないと感じている。100億ドルを目指していきたい。また日系企業は長い間ペルーに投資を行っているが、新規分野への投資が多いとは言い難い。

●近年、高い評価を受けているペルー料理は、日本料理の要素も含んでいる。今後もさらにPRしていきたい。

●環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は、米国離脱もあり紆余曲折あったが1月に11カ国での合意に至った。3月8日にチリで調印予定になる。引き続き日本のリーダーシップに期待している。

講演の後には出席者との間で質疑応答があり、在日ペルー人の状況、太平洋同盟の拡大、気候変動、民間レベルでの関係強化等、様々な質問にお答えいただきました。

【配布資料】
なお、本講演の説明資料はラテンアメリカ協会のホームページに掲載される(会員限定)

“Peru-Japan Facing global challenges”(PDF)

H.E Harold Forsyth 駐日ペルー共和国大使 作成


ハロルド・フォルサイト( Harold W. Forsyth)駐日ペルー共和国大使

会場の様子