『「日系人」活用戦略論 -ブラジル事業展開における「バウンダリー・スパナー」としての可能性』 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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『「日系人」活用戦略論 -ブラジル事業展開における「バウンダリー・スパナー」としての可能性』

 国際経営論・国際人的資源管理論を専攻し、グローバル化時代の企業経営を研究する著者が、日本企業による現地事業への「海外派遣」と「現地化」をめぐる問題から、人材カテゴリーとしての「日系人」に着目してブラジルでの日系人社会の状況、デカセギの状況と成果を指摘し、さらに日本企業のブラジル投資と現地経営のレビュー、それらの人的管理の実証分析を行い、副題にある在日日系人のブラジル事業展開における「バンダリー・スパナー」としての可能性を分析し、さらにサンパウロ大学の日系人学生の外国語能力や生活状況・意識を調査し、ブラジルと日本各地の日系人集住地でのヒアリングを行った上で、日本企業がブラジルでの事業展開における競争で優位に立つための貴重な人的資源となりうる日系人の活用策を理論と実証で論述している。
〔桜井 敏浩〕
『ラテンアメリカ時報』2014年春号(No.1406)より

(古沢 昌之  白桃書房 2013年12月 268頁 3,500円+税)