イベントカレンダー - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

イベントカレンダー

1月
12
2024
ドキュメンタリー『巡る、カカオ〜神のフルーツに魅せられた日本人〜』1/12公開
1月 12 終日

ドキュメンタリー『巡る、カカオ〜神のフルーツに魅せられた日本人〜』1/12公開

監督:和田萌
キャスト:小方真弓/田口愛/堀淵清治/南雲主于三/土居恵規
ナレーション:堀ちえみ
2024年1月12日(金)よりシネスイッチ銀座ほかで公開
https://megurucacao.jp/

 本作は、チョコレートの原料である“カカオ”の歴史、栽培する農家の現状や、カカオの可能性に魅せられて、彼らの労働環境の向上やカカオのビジネスモデル構築に奔走する日本人の活躍を追ったドキュメンタリー映画。

 コロンビア先住民の末裔であるカカオの起源となったアルアコ族が抱える課題を、現地に入り、共に課題解決に取り組みカカオ産業のビジネスモデル構築に奮闘するカカオハンター小方真弓、また、アフリカのガーナに単身渡航し現地のカカオ産業を変えるため農家だけでなく政府にも働きかけ、革命を起こそうと奮闘している。

Mpraeso合同会社CEOの田口愛。カカオに魅了された二人の姿を中心に、小方と同じくカカオのビジネスモデルの構築に奔走するダンデライオン・チョコレート・ジャパンCEO堀淵清治、日本を代表するチョコレートメーカーの社員として、長年に渡り繰り返しカカオ産地を訪ね、社会
課題解決に奮闘し、現地にてデベロップメント・チーフに任命された株式会社明治ものづくり戦略本部 技術部 参与土居恵規、カカオに魅せられ「カカオがチョコレートになったのはまだ歴史的には最近」と語り、カカオの新しいレシピ開発に取り組むミクソロジスト南雲主于三が出演し、各人にとっての“カカオの魅力や課題”についても語られる。

1月
13
2024
明治大学から映画祭のお知らせ:「Latin American and Caribbean Films for “Future” ~ラテンアメリカ・カリブ映画で触れるSDGs~」
1月 13 @ 09:30 – 19:00

このたび下記の要領で、SDGsを考えるためのラテンアメリカ・カリブ映画の上映会が、明治大学にて開催されます。貴重な映画作品が上映されますので、ラテンアメリカ・カリブ諸国に造詣の深い皆様のご参加をお待ちしております。

【日時】24年1月13日 (土) 10:00~19:00(9:30開場)
【参加】自由、入場無料(ただし、各回、座席数200のため先着順)
【会場】明治大学(駿河台)グローバルフロント1階グローバルホール
【言語】日本語字幕あり
【主催】 明治大学商学部 所康弘演習室、明治大学国際教育センター/国際連携部国際教育事務室
【後援】 外務省、駐日メキシコ大使館、駐日キューバ大使館、駐日ドミニカ共和国大使館、駐日パナマ大使館、千代田区(東京都)

※詳細・お問い合わせはこちら
【映画祭ホームページ】 https://lacff-meiji.com/
(明治大学商学部所康弘演習室のゼミ生による映画で触れるSDGsのサイトです】

Latin American and Caribbean Films for “Future” ~ラテンアメリカ・カリブ映画で触れるSDGs by Meiji University~
1月 13 @ 10:00 – 19:00

Latin American and Caribbean Films for “Future”
~ラテンアメリカ・カリブ映画で触れるSDGs by Meiji University~

日時:2024年1月13日(土)10:00~19:00(開場 9:30)
会場:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階グローバルホール
アクセス https://lacff-meiji.com/access/
無料
上映作品提供:駐日メキシコ大使館、駐日キューバ大使館、駐日ドミニカ共和国大使館、駐日パナマ大使館
後援:外務省、駐日メキシコ大使館、駐日キューバ大使館、駐日パナマ大使館、駐日ドミニカ共和国大使館、千代田区
詳細は下記をご覧ください。
https://lacff-meiji.com/

当日のスケジュール
9:30  開場
10:00  開会挨拶、運営委員(学生)による映画紹介
10:15  映画『明日、忘れないで(Mañana no te olvides)』(117分,ドミニカ共和国)スペイン語,日本語字幕あり
12:15 オープニングセレモニー(グローバルフロント17階グローバルラウンジ) ※軽食あり
13:15 運営委員(学生)による映画紹介
13:25  映画『ルシアの祈り(Corazón de Mezquite)』(75分,メキシコ)スペイン語,日本語字幕あり
14:50  駐日キューバ大使館文化担当官より挨拶、運営委員(学生)による映画紹介
15:10  映画『エル・マヨール(El Mayor)』(112分,キューバ)スペイン語,日本語字幕あり
17:20  運営委員(学生)による映画紹介
17:30  映画『プラサ・カテドラル(Plaza Catedral)』(85分,パナマ)スペイン語,英語字幕・日本語字幕あり
19:00  閉会(予定) ※終了後、グローバルフロント2階でフェアトレードコーヒーの試飲を提供

1月
31
2024
フアン・ディエゴ・フローレス テノール・コンサート
1月 31 @ 19:00 – 20:00

フアン・ディエゴ・フローレス テノール・コンサート

日時:2024年1月31日(水)19:00
会場:東京文化会館 大ホール
料金(税込):
S席25,000円 A席22,000円 B席18,000円 C席14,000円 D席12,000円

https://www.nbs.or.jp/stages/2024/singer/01.html

 ペルー生まれのフアン・ディエゴ・フローレスは、20代前半にセンセーショナルなデビューを果たして以来、常にトップ・テノールとして世界中で活躍してきました。当初からの魅力は、高音域の細やかな音型を俊敏に歌う技法=アジリタの精確さ。人間技とは思えないほどの歌唱は聴く者をどれほど驚かせてきたことでしょう。そして、30年余におよぶキャリアを迎えるいま、フローレスはその魅力をさらに深く、さらに美しく広げていることに、また驚かされます。

 今回のプログラムには、十八番のロッシーニからの究極の難曲『ギョーム・テル』のアリアとともにモーツァルトとヴェルディが並びます。モーツァルトのアリアは40代なかばを迎えた頃、フローレス自身が「ベルカント・オペラで経験を積んだ私がようやく表現できる時期がきた」と語ったもの。ヴェルディ・オペラについても、すでにメトロポリタン歌劇場をはじめとした世界各地で近年成功をおさめており、声の成熟に伴ったフローレスの歌手人生において「時期が来た!」と自他ともに認められているものです。

 スーパー・ベルカント・テノールと呼ばれるフローレスの“生きる伝説(リビングレジェンド)”が与える感動は、聴く者にとっても“生きる証”に!

指揮:ミケーレ・スポッティ
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

2月
4
2024
フアン・ディエゴ・フローレス&プリティ・イェンデ オペラ・デュオ・コンサート
2月 4 @ 15:00 – 17:00

フアン・ディエゴ・フローレス&プリティ・イェンデ オペラ・デュオ・コンサート

日時:2024年2月4日(日) 15:00
会場:東京文化会館
料金(税込):
S席29,000円 A席26,000円 B席23,000円 C席19,000円 D席15,000円
https://www.nbs.or.jp/stages/2024/singer/02.html

出演:
テノール:フアン・ディエゴ・フローレス
ソプラノ:プリティ・イェンデ
指揮:ミケーレ・スポッティ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
曲目
ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』より エドガルドとルチアの二重唱「裏切られた父が眠る墓で~そよ風にのって」

 南アフリカ出身のソプラノ、プリティ・イェンデと、ペルー出身のフアン・ディエゴ・フローレスのデュオが日本で実現します。イェンデが国際的な評価を勝ち得たのは、2013年のメトロポリタン歌劇場『オリー伯爵』で、フローレスとの共演でした。さらにフローレスとは、2018年にペーザロのロッシーニ・フェスティバルの『リッチャルドとゾライデ』、2021年にウィーン国立歌劇場の新演出『椿姫』、22年には『連隊の娘』などで大絶賛されています。

2月
6
2024
国際報道「中米エルサルバドル大統領選 圧倒的支持のブケレ氏」
2月 6 @ 22:00 – 2月 7 @ 23:15

国際報道「中米エルサルバドル大統領選 圧倒的支持のブケレ氏」

NHK BS  2月6日(火)午後10:00
(再放送)NHK総合 2月7日(水)午前4:20
https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/schedule/

中米エルサルバドルで4日に行われる大統領選挙を報道予定。※変更の可能性あり

2月
9
2024
スペイン映画『瞳をとじて』2/9(金)より公開
2月 9 終日

スペイン映画『瞳をとじて』2/9(金)より公開

原題:Cerrar los ojos
監督:ビクトル・エリセ
出演:マノロ・ソロ、ホセ・コロナド、アナ・トレント
2023年製作/169分/スペイン
2月9日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズシャンテほかで公開
https://gaga.ne.jp/close-your-eyes/

 映画『別れのまなざし』の撮影中に主演俳優フリオ・アレナスが失踪した。当時、警察は近くの崖に靴が揃えられていたことから投身自殺だと断定するも、結局遺体は上がってこなかった。それから22年、元映画監督でありフリオの親友でもあったミゲルはかつての人気俳優失踪事件の謎を追うTV番組から証言者として出演依頼を受ける。取材協力するミゲルだったが次第にフリオと過ごした青春時代を、そして自らの半生を追想していく。そして番組終了後、一通の思わぬ情報が寄せられた。「海辺の施設でフリオによく似た男を知っている」——

 多くの映画ファンに愛される名作『ミツバチのささやき』のビクトル・エリセ監督が、第76回カンヌ国際映画祭で31年ぶりの長編新作を発表。長い沈黙を破り描かれるのは元映画監督と、謎の失踪を遂げたかつての人気俳優ふたりの、記憶をめぐる【人生】と【映画】の物語。『ミツバチのささやき』で見出されたアナ・トレントが50年ぶりに同じく“アナ”の名前を持つ女性を演じることも話題となっている。

2月
24
2024
ニカラグア映画『マリア 怒りの娘』
2月 24 終日

ニカラグア映画『マリア 怒りの娘』2月24日(土)より公開

原題:La hija de todas las rabias
監督:ローラ・バウマイスター
出演:アラ・アレハンドラ・メダル、バージニア・セビリア、カルロス・グティエレス
2022年製作/91分/ニカラグア・メキシコ・オランダ・ドイツ・フランス・ノルウェー・スペイン合作

渋谷ユーロスペースほかで2月24日(土)公開
https://strollfilms.com/daughter/

 11歳のマリアは、湖に隣接する広大なゴミ集積場の近くで、母親のリリベスと共にゴミ収集をしながら暮らしている。政府がゴミ収集事業の民営化を決定した影響で生活がさらに苦しくなったリリベスは、街の組織と取引をし、飼い犬を売って生計の足しにしようとするが、不測の事態により取引ができなくなってしまう。トラブル解決のため、リリベスは知人が営むリサイクル施設にマリアを預け、ひとり街へと出かけていく。何日経っても戻らない母への思いを募らせたマリアは、施設から抜け出し母を捜す旅に出る。
 ニカラグアは国内で製作された長編映画は数本のみ。本作はニカラグア出身の女性監督による初めての長編映画である。ローラ・バウマイスター監督は、1983年ニカラグアに生まれ、メキシコの国立映画学校で学んだ。2014年に制作した短編が、その年のカンヌ国際映画祭批評家週間に選出された実績を持つ。
 主人公マリアを演じたのは、演技未経験だったアラ・アレハンドラ・メダル。主人公と似た境遇で生まれ育ったというアラが、母を思い、言葉にならない怒りを募らせるマリアを圧倒的な存在感で演じている。

2月
26
2024
キューバ・ビジネスセミナー
2月 26 @ 07:22 – 08:22

キューバでは長年民間中小零細企業の設立が認められておりませんでしたが、2021年8月に中小零細企業の設立について法的根拠が与えられ、2023年11月時点で9,000社以上の中小零細企業が認可されています。

独立行政法人国際協力機構では、キューバの中小零細企業振興に係る政策立案能力強化を目的とした招へい事業を実施し、中小零細企業振興を担う行政官を受け入れております。この機会に、参加者からキューバの中小零細企業政策とビジネス機会をご紹介するハイブリッドセミナーを下記要領で開催いたしますのでご案内申し上げます。ご多忙中とは存じますがご参加をお待ちしております。

20240130_ キューバ・ビジネスセミナーご案内[PDF]

日時 2024 年2月26日(月)14:00~16:00 13:45受付開始
場所 AP東京丸の内
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目1−3
日本生命丸の内ガーデンタワー 3F EFルーム
https://goo.gl/maps/Wpij2S99mtv39MsB7
ZOOM オンライン Zoom開催あり
(参加用URLは最後の記載のお申し込み後にご送付いたします)
プログラム
14:00-14:05
開会挨拶
14:05-14:15
歓迎挨拶
独立行政法人国際協力機構
駐日キューバ全権大使 ヒセラ・ベアトリス・ガルシア・リベラ閣下
14:15-15:05
「キューバの中小零細企業政策とビジネス機会」
キューバ経済企画省国立経済研究所所長 アイセル・ラネス・フェルナンデス氏
15:05-15:30
「実務を通じたキューバビジネスの事例」
ユニバーサル・ウィズダム株式会社  代表取締役社長 鍋島篤 氏
15:30-16:00
Q&A
15:00-16:05
閉会挨拶
日本キューバ経済懇話会
主催 独立行政法人国際協力機構(JICA)
後援 日本キューバ経済懇話会、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)(予定)
言語 日本語/スペイン語 逐次通訳
参加費 無料
申し込み 2月19日(月)までに、こちらの登録フォームにアクセスの上、ご希望の参加方法(対面又はオンライン参加)を選択しお申込み下さい。
問合せ先 株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 加藤、岡田
E-mail: katoh-yk@ocglobal.jp, okada-j@ocglobal.jp
2月
28
2024
独立映画鍋講座「映画は社会を変えられるのか?―日本から見たチリの『映画運動』」
2月 28 @ 18:30 – 21:00

独立映画鍋講座「映画は社会を変えられるのか?―日本から見たチリの『映画運動』」

■開催日時
2024年2月28日(水)18:30オープン/19:00スタート(21:00終了予定)
■会場
下北沢アレイホール(定員:80名)
東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F
http://alleyhall.music.coocan.jp/access/
■参加費
[一般]500円/[映画鍋会員]無料
※事前予約は不要。定員になり次第、入場受付締め切り

【登壇者】
新谷和輝(ラテンアメリカ映画研究者/独立映画鍋共同代表)

■聞き手
土屋豊(映画監督/独立映画鍋共同代表)

詳細は下記をご覧ください。
http://eiganabe.net/event

独立映画鍋の共同代表の一人で南米チリの映画運動について研究している新谷和輝氏が、2022年から2023年の一年間チリに滞在して現地調査を行った発表をもとに、社会を問いながら映画という自らのメディア・芸術のあり方も問おうとするアート・アクティヴィズムとしての映画運動について解き明かしていく。

3月
8
2024
ブラジル映画祭2024 (3/8〜3/14 東京) (3/16〜3/20 名古屋)
3月 8 終日

ブラジル映画祭2024

3月8日~14日
会場:ユーロスペース(東京)
※料金・上映スケジュールは下記をご覧ください。
http://www.eurospace.co.jp/works/

3月16日~20日
ミッドランドスクエアシネマ(名古屋)
※料金・上映スケジュールは下記をご覧ください。
http://www.midland-sq-cinema.jp/top

現代ブラジル映画の長編作品6本が3月に日本の2都市で独占上映されます。東京・渋谷のユーロスペースで3月8日~14日、名古屋のミッドランドスクエアシネマで3月16日~20日にブラジル映画祭2024が、駐日ブラジル大使館、ギマランイス・ホーザ文化院および制作会社Linhas
Produções Culturais(リニャス・プロドゥソェンス・クウトゥライス)とのパートナーシップ、そして在名古屋ブラジル総領事館の後援によって開催されます。幅広いジャンルの、いずれも国内外で観客・評論家の高い評価を得て大きな反響を呼び、数々の賞を受賞している作品をセレクトしています。

(上映作品)
『プレーザ』 PUREZA
ブラジル/ドラマ、伝記/カラー/2022/101分/14歳以上/原語:ポルトガル語
監督:ヘナット・バルビエリ (Renato Barbieri)
出演:ジラ・パエス (Dira Paes)、フラヴィオ・バウラキ (Flavio Bauraqui)、マテウス・アブレウ (Matheus Abreu)
ブラジル北東部マラニョン州の奥地でプレーザは息子のアベウとレンガ作りに励む。より良い暮らしを求め、息子はアマゾンの金鉱堀りに賭けようと決心する。音信が途絶えて数か月、プレーザは息子探しの旅に出る。町々を巡り、農場に潜り込み、農村労働者を勧誘・監禁する残酷な仕組みを発見する。労働現場の虐待を監視し責任者を処罰する特別部隊設立のきっかけとなったプレーザ・ロペス・ロヨラの実話に基づく。ブラジル全土における奴隷労働撲滅を目指す史上初の取り組みだった。

『エリス&トム』 Elis &Tom – Só Tinha De Ser Com Você
ブラジル/ドキュメンタリー/カラー/2023年/90分/ 一般/原語:ポルトガル語
監督:ホベルト・デ・オリヴェイラ (Roberto de Oliveira)、ジョン・トブ・アズライ (Jom Tob Azulay)
出演:エリス・レジーナ (Elis Regina)、アントニオ・カルロス・ジョビン (Antonio Carlos
Jobim)、パウロ・ブラガ (Paulo Braga)ほか
ブラジル音楽史上屈指の歌手エリス・レジーナと、ヴィニシウス・ヂ・モライス (Vinicius De
Moraes)との共作による「イパネマの娘 – Garota de
Ipanema」で世界的名声を得た指揮者・作曲家・歌手・編曲家アントニオ・カルロス・ジョビンが共演したアンソロジー・アルバム(1974年リリース)の収録風景のドキュメンタリー映画。米ロサンゼルスで行われたレコーディング・セッションの舞台裏をプロデューサーのホベルト・デ・オリヴェイラが記録し、以来保管されてきた歴史的資料をまとめた作品である。

『エドゥアルドとモニカ』 Eduardo e Mônica
ブラジル/ドラマ、コメディ、ロマンス/カラー/2022/114分/14歳以上/原語:ポルトガル語
監督:ヘネー・サンパイオ (René Sampaio)
出演:ガブリエウ・レオーネ (Gabriel Leone)、アリッセ・ブラガ (Alice Braga)、ヴィットル・ラモリア
(Victor Lamoglia)
80年代ブラジルの有名ロックバンドのボーカル兼ソングライターが作曲し、多くの世代を育んだ同名の曲に基づくラブストーリー。正反対でありながらお互いのために生まれたようなカップルのロマンスは、老若男女の心に響くだろう。2人は年齢も離れ星座も音楽の好みもライフスタイルも大きく異なるのに強く魅かれ合う。ラブストーリーであると同時に、あの時代のブラジルの若者の楽しみや迷い、仕事の抱負や愛する人との交際を活写した作品。

『ピシンギーニャ‐愛情深い男』 Pixinguinha – Um Homem Carinhoso
ブラジル/伝記/カラー/2021年/101分/14歳以上/原語:ポルトガル語
監督:デニーゼ・サラセニ (Denise Saraceni)、アラン・フィテルマン (Allan Fiterman)
出演:セウ・ジョルジ (Seu Jorge)、タイス・アラウージョ (Taís Araújo)、ダニーロ・フェヘイラ (Danilo Ferreira)
20世紀ブラジルで最も称賛されたアーティストの一人であり、今も世代を超えて歌い継がれる歌「カリーニョーゾ –
Carinhoso」の作曲者、ピシンギーニャ (Pixinguinha)ことアウフレド・ダ・ホッシャ・ヴィアナ・フィーリョ (Alfredo
da Rocha Vianna
Junior)の人生と作品を描いた伝記映画。14歳で音楽の道に入ったときから、楽団と共にパリで過ごした日々、そして妻や家族との関係を描く。

『サウダージを胸に』 Saudade Fez Morada Aqui Dentro
ブラジル/ドラマ/カラー/2023年/71分/12歳以上/原語:ポルトガル語
監督:アロウド・ボルジェス (Haroldo Borges)
出演:ブルーノ・ジェフェルソン (Bruno Jefferson)、アンジェラ・マリア (Ângela Maria)、ホナウジ・ゴメス
(Ronnaldy Gomes)
ブルーノは15歳の少年で、自分を取り巻くマッチョな文化の生み出す暴力や偏見に目をつぶってきた。しかし退行性疾患により徐々に視力を失っていく。思春期を過ごしながら、ブルーノはこの変化に学び、異なる目で人生を見つめなければならない。

『天使たちのテーブル』 O Clube dos Anjos
ブラジル/ドラマ、コメディ/カラー/2022/100分/16歳以上/原語:ポルトガル語
監督:アンジェロ・デファンチ(Angelo Defanti)
出演:オターヴィオ・ミーレル(Otávio Müller)、マテウス・ナシュテルガーレ(Matheus
Nachtergaele)、パウロ・ミクロス(Paulo Miklos)
謎めいたシェフが企画した豪華な宴会で、旧友たちはかつての友情を取り戻していく。しかし、美食三昧と喜びに満ちた魔法のような一夜が明けると、1人が亡くなっている。死は宴会となんらかの関係があるのだろうか?彼らはその後、誘惑に負けず宴会に行きたいという衝動を抑えられるのか?

3月
25
2024
ときめきの布「モラ」 -パナマの先住民アート- 3/25〜5/31
3月 25 終日

【ときめきの布「モラ」 -パナマの先住民アート-】

会期:2024年3月25日(月)~5月31日(金)
開催時間:午前9時~午後5時30分
会場:ノエビア銀座ギャラリー(ノエビア銀座ビル1F)
入場無料
主催:株式会社ノエビア

https://gallery.noevir.jp/

パナマ共和国に住む先住民・クナ族の女性が身に着けるブラウス「モラ」には、縫い目が細かい多重アップリケ刺繍が施されており、刺繍そのものも「モラ」と呼ばれています。モチーフは、植物、鳥や動物などの生物から、生活の様子、信仰にまつわる祭事、幾何学模様などさまざま。色彩の鮮やかさとおおらかなアートとしての美しさはもちろん、クナ族特有の感性や魂をも感じとることができます。本展では、モラ研究の第一人者である宮崎ツヤ子氏のコレクションを通じて、その魅力をご堪能いただきます。