イベントカレンダー - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

イベントカレンダー

6月
2
2022
プレミアムカフェ選 遥かなるアルゼンチンタンゴ(2003年)
6月 2 @ 09:00 – 10:54

プレミアムカフェ 選 
遥かなるアルゼンチンタンゴ(2003年)

NHKBSプレミアム 6月2日(木) 午前9:00 ~ 午前10:54 (114分)
https://www.nhk.jp/p/pcafe/ts/LR4X1K4WV7/schedule/

【出演】カルロス&アンヘレス,カルロス・ガルデル,マリア・グラーニャ,クアルテート2×4,ネストル・マルコーニ,ガスパル&ジセーラ,マジョラル&エルサ・マリア,ダニエル&アレハンドラ,ラウル・ラビエ,アストル・ピアソラ,ファンホ・ドミンゲス,バネッサ・キロス,クアルテート・デル・テルセル・ムンド

6月
4
2022
メキシコ映画『ニュー・オーダー』6/4(土)日本公開
6月 4 終日

原題:NUEVO ORDEN
監督:ミシェル・フランコ
出演:ネイアン・ゴンサレス・ノルビンド、ディエゴ・ボネータ、モニカ・デル・カルメン
6月4日(土)より東京シアター・イメージフォーラムほかで公開
https://klockworx-v.com/neworder/

 夢に見た結婚パーティー。マリアンにとって、その日は人生最良の一日になるはずだった。裕福な家庭に生まれ育った彼女を祝うため豪邸に集うのは、着飾った政財界の名士たち。一方、マリアン宅からほど近い通りでは、広がり続ける貧富の格差に対する抗議運動が、今まさに暴動と化していた。その勢いは爆発的に広がり、遂にはマリアンの家にも暴徒が押し寄せてくる。華やかな宴は一転、殺戮と略奪の地獄絵図が繰り広げられる…。
 第77回ヴェネチア国際映画祭で審査員大賞など2冠を受賞しながらも、各国の映画祭で激しい賛否両論を巻き起こした本作。監督を務めたのは長編デビュー作から4作品連続でカンヌ国際映画祭に正式出品され、コンペティション部門での脚本賞を含む3冠に輝いてきたメキシコの俊英ミシェル・フランコ。ごく普通の人間の人生がふとしたきっかけで崩壊の危機に瀕していく様を冷徹な視線で描いてきた彼は言う。「我々の暮らすメキシコに限らず、世界は極限状態に追い込まれている。まるで日々ディストピアに近づいているようにね。そしてパンデミックによって事態が更に悪化したことで、期せずしてこの作品は時代に即したものになってしまったんだ」と。これは広がり続ける経済格差とそれがもたらす社会秩序の崩壊、今まさに我々が直面している危機的状況を描くディストピア・スリラーだ。

 

岩合光昭写真展 PANTANAL パンタナール 清流がつむぐ動物たちの大湿原
6月 4 終日

岩合光昭写真展 PANTANAL
パンタナール 清流がつむぐ動物たちの大湿原

開催期間:2022年6月4日(土)~7月10日(日)
場所:東京都写真美術館
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し翌平日休館)
料金:一般800円/学生640円/中高生・65歳以上400円
※詳細は下記をご覧下さい。
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4319.html

南米大陸中央部に位置する世界最大級の熱帯湿地、パンタナール。大部分はブラジルに広がり、一部がボリビアとパラグアイにまたがります。そのスケールは日本の本州の広さに匹敵し、ブラジル側の大半が「パンタナール保全地域」として世界遺産に登録されています。そして雨季と乾季でドラマチックな変化を見せる この世界でも希有な大湿原は、多彩な野生動物が息づく世界屈指の生命の宝庫とも呼ばれています。 本展は、世界的に著名な動物写真家・岩合光昭が、このパンタナールで撮影取材した作品による、野生動物 ドキュメンタリー写真展です。多種多様な生き物たちの生態をご覧ください。

上智大学グローバル・コンサーン研究所からのお知らせ:オンライン・トークセッション「『開発との遭遇』を再考する―多元的トランジションを求めて」のご案内
6月 4 @ 10:00 – 12:00

日本ラテンアメリカ学会大会プログラムの一環として、上智大学グローバル・コンサーン研究所(上智大学IGC)と同志社大学ラテンアメリカ研究センターとの共催で開催されますのでご案内申し上げます。 

事前登録制ですが、一般に公開されますので、脱開発論やトランジション論にご関心のある皆さまにご参加いただければ幸いです。(上智大学IGC 幡谷則子)

【オンライン・トークセッションのご案内】

Arturo Escobarさんは、ラテンアメリカ/北米での脱開発論の第一人者で、近年では多元的世界のデザイン論でも積極的に発信しています。
オンラインでお話しいただける大変貴重な機会です。このたび主著の翻訳(北野収訳)も刊行されました。

本イベントは日本ラテンアメリカ学会第43回定期大会プログラムの一環として開催されますが、外部公開特別企画ですので、以下のURLから事前登録されることで視聴可能です。 是非奮ってご参加ください。

Special Talk Session with Prof. Arturo Escobar
‘Encountering Development’ Revisited: In Search of Pluriversal Transitions
「『開発との遭遇』を再考する―多元的トランジションを求めて」
Date and time: Saturday 4th June, 2022 10: 00~12: 00A.M. (JST) Zoom Online
日時:2022年6月4日, 10時~12時(日本時間)Zoom オンライン

Language: English (Interpretation not available) 言語:英語 / 通訳なし
事前登録を以下のURLよりお願いします。(申し込み締切2022年6月3日(金)15:00)

Advance registration is requested by the following URL (Registration will be closed on 3rd June, at 15:00)
https://sophia-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tJAvd-qorTosH9PV5NmZPRTMSUmDOGmQRLxJ
Guest speaker: Prof. A. Escobar (Professor Emeritus of Anthropology at the University of North Carolina, Chapel Hill)
Discussant: Prof. Yoshihiro Nakano (Rikkyo University)
Translator’s comment: Prof. Shu Kitano (Dokkyo University)

【概要】

The modernist project of development after the Second World War imposed a onesided view of the world, reducing diverse cultural realities to an abstract market principle and thus causing loss of cultural autonomy, environmental destruction, climate change and social exclusion. Encountering Development (1995), arguably Arturo Escobar’s most influential book, provides systematic analysis of development discourses and governmentality in Latin America and explores a new era of ‘post development’ that can be gleaned from pluriversal local practices. 25 years after its first appearance in English, the Japanese edition was finally published thanks to Shu Kitano’s translation. As the era of pandemic accelerates multiple socio-economic crises, this book opens a space of critical reflections on modernity, development, and globalization.
This special talk session invites Dr. Arturo Escobar to present the main argument of the book. The session also discusses the meaning of life, development, and happiness in the time of the pandemic, reflecting the situations of Colombia, US, Europe or Japan.

共催:同志社大学ラテンアメリカ研究所 (Latin American Studies Center) ,
上智大学グローバル・コンサーン研究所 (Institute of Global Concern:IGC)
This session is part of the program of the 43th Annual Congress of AJEL(Asociación Japonesa de Estudios Latinoamericanos, AJEL), co-sponsored by Latin American Studies Center (Doshisha University) and IGC(Sophia University).
お問合せ先:For query, please contact IGC: i-glocon@sophia.ac.jp

6月
13
2022
来日ツアー「アルフレッド・ロドリゲス・トリオ  presented by クインシー・ジョーンズ・プロダクションズ」
6月 13 終日

来日ツアー「アルフレッド・ロドリゲス・トリオ 
presented by クインシー・ジョーンズ・プロダクションズ」

日時:6月13日(月)~15日(水)
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm

場所:ブルーノート東京
※6.15 wed. 2ndショウのみインターネット配信(有料)実施予定
料金:
[会場でのご観覧]¥8,000(税込)~
[配信でのご観覧]※6.15 wed. 2ndショウのみ 一般:¥3,000(税込)
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/alfredo-rodriguez/

※その他の日程 6月12日【群馬 高崎】 高崎芸術劇場 スタジオシアター

 ポピュラー・ミュージック史に輝く名プロデューサー、クインシー・ジョーンズが惚れ込んだ天才として知られるキューバ出身のピアニスト、アルフレッド・ロドリゲスが3年ぶりに来日公演を行う。スイスのモントルー・ジャズフェスでクインシーの目に留まり、2012年にワールド・デビュー。雄大で独創的なピアノで一躍人気アーティストの仲間入りを果たし、リチャード・ボナ、ペドリート・マルティネスといったジャンルを超えたトップ・アーティストたちとの共演も話題に。今回の公演には盟友マイケル・オリヴェラと、NYを拠点にNow vs Nowなどで活躍する鬼才ベーシスト、パナギオティス・アンドレウが帯同。コロナ禍も精力的に発信し続けてきた彼のようやく実現するライヴ・ステージ。

6月
18
2022
ペルー映画『マタインディオス、聖なる村』6/18(土)公開
6月 18 終日

ペルー映画『マタインディオス、聖なる村』6/18(土)公開

原題:Mataindios
監督:オスカル・サンチェス・サルダニャ、ロベルト・フルカ・モッタ
出演:カルロス・ソラノ、ナタリー・アウレス、グリセリオ・レイノソ
2018年/ペルー/77分/配給:ブエナワイカ
6月18日(土)より東京シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
https://www.buenawayka.info/mataindios

 ペルー、山岳部のある集落。家族を失った悲しみを終わらせるために、村人4人が村の守護聖人・サンティアゴを称える祭礼を計画する。その祭礼は、守護聖人を満足させるために、完璧なものでなければならない。家族を失い、嘆き悲しむ苦痛からの解放を聖人に祈るのだった。祭礼の準備は順調に進むのだが、予期せぬ出来事によって、自身の信仰と、守護聖人による庇護の力に疑問をいだいていく…。

 監督と脚本は、本作が初長編作品となるオスカル・サンチェス・サルダニャ監督とロベルト・フルカ・モッタ監督。2016年、ペルー文化庁が管轄するDAFO(Direcciíon Audiovisuali,la Fonografía y los Nuevos Medios)シネ・レヒオナル映画コンクールに入賞。第22回リマ映画祭に出品され、2018年のベストペルー映画に選ばれた。ペルーの映画界を牽引する映画運動のシネ・レヒオナル(地域映画)が日本初公開。

6月
19
2022
BRASILの田舎っぺ祭り
6月 19 @ 12:00 – 20:00

BRASILの田舎っぺ祭り

6月19日(日) 12:00-20:00
入場無料/雨天決行
CAFE&HALL ours 
東京都品川区北品川5-7-2
大崎駅 南改札•新東口より徒歩5分

https://kimobig.wixsite.com/festajunina2022

“日本にいながらブラジルライフ” KIMOBIG BRASILの田舎っぺ祭り、3年ぶりに復活です。アンティーク雑貨、国産ブラジル野菜、アクセサリー等のフェイラが出現。誰かのお古のブラジルグッズが集まる「ブラジル蚤の市」も同時開催。ブラジル音楽パーティcincoのDJ陣がMUSIC担当し、カポエイラのホーダやパゴージライブもあり伝統ダンス「クァドリーリャ」はフォホーの生バンドで踊りましょう。

6月
30
2022
「ラテンアメリカ文学のブーム」の原点―マリオ・バルガス・ジョサ『街と犬たち』の魅力
6月 30 @ 18:30 – 20:30

「ラテンアメリカ文学のブーム」の原点―マリオ・バルガス・ジョサ『街と犬たち』の魅力

6月30日(木) 18:30-20:30
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京及びオンライン
参加無料、要予約
言語:日本語(スペイン語の同時通訳あり)

※詳細は下記をご覧ください。
https://ciudad-y-perros.peatix.com/event/3255750/

 1960年代、世界文学史に金字塔を打ち立てたラテンアメリカ文学のブーム、その発端となったのはマリオ・バルガス・ジョサ(1936年ペルー生まれ)の出世作『街と犬たち』(1963年刊行)の成功でした。本作の新訳刊行を記念して、ラテンアメリカ文学の愛読者として創作を続けている小説家、古川日出男さんをゲストにお迎えし、翻訳者の寺尾隆吉氏(早稲田大学教授)、文学研究者の仁平ふくみ氏(京都産業大学准教授)とともに、世界を驚愕させたラテンアメリカ文学の魅力を語ります。

登壇者:
◎古川日出男 (作家)
戯曲、小説を中心に創作活動に従事し、読売文学賞(2016年)等、多くの文学賞を受賞。最新作は『曼陀羅華X』(新潮社、2022年)。

◎寺尾隆吉(早稲田大学教授)
ラテンアメリカ文学研究者。『魔術的リアリズム』(水声社、2012年)などの研究書のほか、翻訳書を多数刊行。

◎仁平ふくみ (京都産業大学准教授)
ラテンアメリカ文学研究者。著作に『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』(春風社、2022年)など。

協力:光文社

7月
8
2022
ライブ 小野リサ ”Fly me to Brasil ~via Cuba e Mexico!”
7月 8 @ 17:00 – 19:00

ライブ 小野リサ ”Fly me to Brasil ~via Cuba e Mexico!”

7.8 fri., 7.11 mon.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
7.9 sat., 7.10 sun.
[1st]Open4:00pm Start4:45pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
※7.11 mon. 2ndショウのみインターネット配信(有料)実施予定

会場での観覧 ¥8,800(税込)~
配信での観覧※7.11 mon. 2ndショウのみ 一般:¥3,300(税込)

後援:駐日ブラジル大使館

詳細は下記をご覧ください。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/lisa-ono/

心地よいボサノヴァのリズムと清涼感あふれる歌声で、日本のブラジリアン・ミュージック・シーンを牽引する小野リサの恒例サマーライヴが決定、今年も音楽の旅へと誘ってくれる。サンパウロに生まれ、帰国後の1989年にアルバム・デビュー。ボサノヴァの神様、アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠、ジョアン・ドナートら伝説的アーティストとの共演を重ね、ブラジル政府から「リオブランコ国家勲章」を受章するなど、ブラジル音楽の魅力を伝え続けている。昨年はジャズ・ピアニスト大西順子のアルバムにも客演し、ジャンルを超えてその美声を響かせた。今年の公演ではキューバ、メキシコを経由してブラジルへ。ブルーノート東京に爽やかな夏がやってくる。

7月
15
2022
ペルーコンテンポラリー映画祭~千年の文化が宿す魂の発見~
7月 15 – 7月 16 終日

ペルーコンテンポラリー映画祭~千年の文化が宿す魂の発見~

日時:7/15(金)~7/16(土)
会場: インスティトゥト・セルバンテス東京

【上映作品】
7/15(金)18:00-
マンコ・カパック(2020年)
監督:ヘンリー・バジェホ・トーレス 上映時間:1時間32分 日本語字幕付
エリスバンはプーノの町に着くのが遅過ぎたため、一緒に仕事をするはずの友人エルモヘネスを見つけることができない。ホームレスで一文無しの彼は、一歩一歩孤独を深める街で、安定しない僅かな仕事をしながら生きている。無気力に歩き続けることで、良き運命に導かれていく。

7/16(土)10:30-(10:15開場)
ローサ・チュンベ 奇跡の一日(2015年)
監督:ジョナタン・レライーセ 上映時間:1時間15分、日本語字幕付、アカデミー賞ペルー代表作品
警察官のローサ・チュンベは、酒やギャンブル付けの日々を送っていた。18歳の娘と暮らすも、関係は良くない。ある日、娘は産んだ子どもを置き去りにし、家を出て行ってしまう。孫の世話をすることで、酒とギャンブルで乱れていた暮らしが一変し、母性が蘇る。しかし、予期せぬ出来事が彼女を“奇跡のキリストの聖行列”へと導いていく…。

7/16(土)13:30- (13:15開場)
パクチャ(2021年)
監督:ティト・カタコラ、上映時間:1時間20分 日本語字幕付
ペルーアンデス高地のアイマラ族に伝わる、アルパカの毛刈りの儀式を撮影したドキュメンタリー。本ドキュメンタリーの主人公、アルパカを飼育する一家は、アルパカの精霊である “パクチャ “に祈りを捧げる。精霊は地域の神であるほか、豊穣をもたらし、様々な毛並みを持つ新世代のアルパカ、オーケニドスを誕生させることが出来るという…。

7/16(土)15:30-(15:00開場)
名もなき歌(2019年)
監督:メリーナ・レオン、上映時間:1時間37分 日本語字幕付
1980年代のペルーを舞台に、実話に基にした作品。貧しい生活を送る女性ヘオルヒナは、妊婦に無償医療を提供する財団を知り小さなクリニックで受診。数日後、陣痛が始まり再びクリニックを訪れた彼女は無事女児を出産。しかし、一度も我が子を抱くこともなくっ病院から締め出され、子供は何者かに奪い取られてしまう。夫と共に警察や裁判所に訴えるものの、有権者番号を持たない夫婦は取り合ってもらえない。新聞社に押しかけ、泣きながら窮状を訴えるヘオルヒナから事情を聞いた記者のペドロは、事件を負って権力の背景に見え隠れする国際的な乳児売買組織の闇へと足を踏み入れる。

7/16(土)17:40- (17:10開場)
わたしはここにいる(Kachkaniraqmi)(2013年)
監督:ハビエル・コルクエラ、上映時間:1時間50分 日本語字幕付
ペルーを形成する3つの地域:高地のアヤクーチョ、アマゾン川流域のアマソナス、そしてリマが位置する海岸部を巡り、そこに住む人々の言葉と歌声に耳を傾けた音楽風土記。知られざるペルーの辺境を旅して、人々の多種多様さを知り、彼らが奏でる豊饒な音楽に惹き込まれる。切り取られた風景の圧倒的な美しさと並行して、時代に翻弄される庶民の姿が浮き彫りになる。

https://cine-peru-contemporaneo.peatix.com/

国際報道 2022 社会復帰をはばまれる元ゲリラ兵たち コロンビア
7月 15 @ 22:00 – 23:00

国際報道 2022 社会復帰をはばまれる元ゲリラ兵たち コロンビア

NHK BS1 7月15日(金) 午後10時~
NHK 総合 7月15日(金) 午後11時45分~

 世界各地で戦争や内戦が繰り返されているが、ひとたび戦闘が起こってしまうと平和な社会を取り戻すのは容易ではない。和平協定が結ばれた先には、戦闘に参加した兵士たちの武装解除、そして彼らの「社会復帰」という長い道のりが待ち受けている。5年前に左翼ゲリラ組織FARCの武装解除が完了した南米コロンビアのケースから平和を実現するには何が必要なのかを考える。

https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/episode/te/VW19VKKR8Q/

7月
19
2022
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 ボリビア映画「UTAMA~私たちの家~」上映(オンライン上映あり)
7月 19 @ 17:00 – 20:00

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 ボリビア映画「UTAMA~私たちの家~」上映(オンライン上映あり)

原題:Utama
監督:アレハンドロ・ロアイサ・グリシ
出演:ホセ・カルシナ、サントス・ロケ、ルイサ・キスペ
2022年 / ボリビア、ウルグアイ、フランス / 87分

劇場:800円(当日券)
オンライン視聴: 1作品300円(税込)

上映日時:
7/19(火)17:00 SKIPシティ多目的ホール(埼玉県川口市)
7/23(土)14:20 SKIPシティ映像ホール
オンライン配信日時:
7/21(木)10:00 ~ 7/27(水)23:00

※詳細は下記をご覧ください。
https://www.skipcity-dcf.jp/
 ボリビアの高地にある小さな村では、ケチュア族の老夫婦ビルヒニオとシサが何年もの間、ラマと共に穏やかな日常を送っていた。そんな折、村は未曾有の干ばつに見舞われ、二人の平和な生活にも危機が訪れる。

 標高4,000メートルを超える土地もある、ボリビアの広大な高原。干ばつに見舞われ、ひび割れた大地の映像だけでも、この土地で生きることの過酷さが伝わってくる。また、国の正式名「ボリビア多民族国」が示すとおり、言語も異なる先住民たちが、今でも自身のルーツに従って生活していることも、作品から感じ取ることができる。

今年のサンダンス映画祭ワールドシネマ・ドラマティック部門でグランプリに当たる審査員賞を受賞した本作は、ボリビア生まれのアレハンドロ・ロアイサ・グリシの長編デビュー作。撮影監督としていくつかの作品に関わってきた彼が自ら脚本も書いている。

その卓越した脚本と監督の才能に、東京国際映画祭のグランプリ『ウィスキー』(04)の撮影監督バルバラ・アルバレス、編集として『MONOS 猿と呼ばれし者たち』(19)のプロデューサーであるフェルナンド・エプスタインなど、南米のベテランスタッフたちが集結している点も特筆に値する。