イベントカレンダー - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

イベントカレンダー

12月
20
2024
チリのドキュメンタリー映画『私の想う国』12/20(金)公開
12月 20 終日

チリのドキュメンタリー映画『私の想う国』12/20(金)公開

原題:Mi País Imaginario
監督:パトリシオ・グスマン
2022年/チリ・フランス/83分/スペイン語

2024年12月20日(金)よりアップリンク他で全国公開

https://www.uplink.co.jp/watashino/

2019年、突然チリのサンティアゴで民主化運動が動きだした。その口火となったのは、首都サンティアゴで地下鉄料金の値上げ反対がきっかけだった。

その運動は、リーダーもイデオロギーもなく、爆発的なうねりとなり、チリの保守的・家父長的な社会構造を大きく揺るがした。

運動の主流となったのは、若者と女性たちだった。150万の人々が、より尊厳のある生活を求め、警察と放水車に向かってデモを行ったのだった。

それは2021年、36歳という世界で最も若いガブリエル・ボリッチ大統領誕生に結実する。

名作『チリの闘い』、チリ弾圧の歴史を描いた3部作『光のノスタルジア』、『真珠のボタン』、『夢のアンデス』に続き、グスマン監督は過去の記憶と往来を重ね、劇的に変わりゆくチリを、新たな社会運動を前にして希望を信じ、かつて想像した国が実現することに願い込めて詩的な、圧倒的映像美で描き出す。

メキシコ映画『型破りな教室』12/20(金)公開
12月 20 終日

メキシコ映画『型破りな教室』12/20(金)公開

原題:Radical
監督・脚本:クリストファー・ザラ
出演:エウヘニオ・デルベス、ダニエル・ハダッド、ジェニファー・トレホ
2023年/メキシコ/スペイン語/125分

2024年12月20日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開

https://katayaburiclass.com/
https://ttcg.jp/movie/1144600.html

 麻薬と殺人が日常と化した国境近くの小学校。子供たちは常に犯罪と隣り合わせの環境で育ち、教育設備は不足し、意欲のない教員ばかりで、学力は国内最底辺。しかし、新任教師のフアレスが赴任し、そのユニークで型破りな授業で、子供たちは探求する喜びを知り、クラス全体の成績は飛躍的に上昇。そのうち10 人は全国上位 0.1%のトップクラスに食い込んだ!

 アメリカとの国境近くにあるメキシコ・マタモロスの小学校で 2011 年に起きた実話を描いた本作は、本国で 300 万人を動員し、2023年 No.1 の大ヒットを記録。更にアメリカでも限定公開かつスペイン語作品にも関わらず初週 5位の快挙をとげ、絶賛の嵐は北米まで広がった。

 型破りな授業によって子どもたちを導く教師・フアレスに扮したのは『コーダあいのうた』の音楽教師役で世界的に注目を集めたエウヘニオ・デルベス。未来を望むことさえしなかった子供たちが、可能性や夢に出会い、瞳がきらきら輝きだす光景に心打たれる奇跡の感動作が誕生!

1月
7
2025
メキシコ映画の大回顧 Gran Retrospectiva de Cine Mexicano
1月 7 終日

メキシコ映画の大回顧
Gran Retrospectiva de Cine Mexicano

会期:2025年1月7日(火)-2月9日(日)※会期中の休館日:月曜日
会場:長瀬記念ホール OZU(2階)

料金:1,300円 一般
1,100円 65歳以上
700円 高校・大学生
500円 小・中学生

定員:310名(各回入替制・全席指定席)/各回の開映後の入場はできません。
主催:国立映画アーカイブ、メキシコ国立自治大学(UNAM)フィルモテカ、メキシコ・シネテカ・ナシオナル、メキシコ映画機構(IMCINE)
協力:在日メキシコ大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京

※プログラム、チケット購入方法等の詳細は下記をご覧ください。
https://www.nfaj.go.jp/film-program/mexico202501/

 メキシコ無声映画期の代表作『灰色の自動車』(1919)から、巨匠監督、スター俳優たちが活躍した黄金期の名作、「ヌエボ・シネ」以降に頭角を現した監督たちによる1980年代までの話題作を、UNAMフィルモテカ、CN、IMCINEの所蔵作品を中心に29プログラム(35作品)にまとめて回顧します。3機関との共催によって実現した、様々な監督・俳優・ジャンル・時代などバラエティに富んだ上映作品を通じて、メキシコ映画の深淵なる世界と出会う絶好の機会となるでしょう。