チリのドキュメンタリー映画「光のノスタルジア」「真珠のボタン」(パトリシオ・グスマン監督)、10月10日より全国順次公開! - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

チリのドキュメンタリー映画「光のノスタルジア」「真珠のボタン」(パトリシオ・グスマン監督)、10月10日より全国順次公開!


南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督が、混迷する文明社会に驚異の映像美で問う一大連作叙事詩「光のノスタルジア」「真珠のボタン」、一挙公開!
2015年10月10日(土)より、岩波ホールほか全国順次公開

「光のノスタルジア」
チリ・アタカマ砂漠。天文観測拠点として世界中から学者たちが集まる一方、ピノチェト独裁政権下で政治犯として捕らわれた人々の遺体が埋まっている場所でもある。
生命の起源を求めて天文学者たちが遠い銀河を探索するかたわらで、行方不明になった肉親の遺骨を捜して、砂漠を掘り返す女性たち……永遠とも思われる天文学の時間と、独裁政権下で愛する者を失った遺族たちの止まってしまった時間。天の時間と地の時間が交差する。

「真珠のボタン」
チリ、西パタゴニアの海底でボタンが発見された。
そのボタンは、ピノチェト政権により政治犯として殺された人々や、祖国と自由を奪われたパタゴニアの先住民の声、チリの絶景の中で流されてきた多くの血とその歴史をつまびらかにしていく。2015年ベルリン国際映画祭銀熊賞脚本賞。

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