『しらべよう! 世界の料理⑦ 中央・南アメリカ オセアニア メキシコ ブラジル ペルー オーストラリア』 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
Japanese English

『しらべよう! 世界の料理⑦ 中央・南アメリカ オセアニア メキシコ ブラジル ペルー オーストラリア』

その土地の風土と産物から生まれ、昔からの伝統として伝えられ、歴史や宗教などの影響を受けてきた世界各地の食文化を多くの写真とともに紹介する児童向け解説書。本書ではメキシコ、キューバ、ジャマイカ、ブラジル、アルゼンチン、ペルーにボリビア、コロンビア、チリを加えて、それぞれ各国の風土と食文化、その食材、特徴と代表的な料理をわかりやすく紹介している。

代表的な料理として、メキシコはタコス、タマ-レスといったトウモロコシ粉の主食、アボガドのソースであるワカモーレなど、食材としてアガベ(竜舌蘭の根茎液を発酵させたもの)、ウチワサボテンの葉や実を、キューバはアロス・コン・ポーリョ、アロス・コングリ等の米料理、料理用バナナを揚げたトストネスなど、ジャマイカは西アフリカ原産の果実アキーと塩漬け鱈の炒め物アキー・アンド・ソルトフィッシュ、肉・鶏肉のバーベキューであるジャーク・ミートなど、ブラジルは塩鱈のコロッケであるボリーニョ、デンデン椰子油を使った魚介のシチューのムケッカ、フェイジョン豆と豚などの内臓等を煮込んだフェイジョアーダ、様々な肉の部位を鉄串に刺して炭火焼きしたシュハスコ、チーズパンのポンデケージョなど、アルゼンチンは岩塩のみで牛などの肉を豪快に焚き火焼きした牧童料理のアサード、飲むサラダとまで言われているマテ茶、具を入れたパイのエンパナーダ、クッキーのようなお菓子アルファホール、ペルーはアンデス地域が原産のジャガイモ、トマト、トウガラシなどを使った生の魚介のマリネーであるセビcチェ、牛肉と野菜炒めのロモ・サルタード、牛の心臓の串焼きアンティクーチョ等々。

その他南米料理の食材として、ボリビアのウユニ塩湖の天然塩、柑橘系の酸味をもつ蟻レモン・アリ、チリのワインなどもカラー写真とともに紹介している。

〔桜井 敏浩〕

(青木 ゆり子監修・著 こどもくらぶ編 ポプラ社 2017年4月 47頁 2,900円+税 ISBN978-4-591-15369-7 )