『はまの大きな菩提樹 A FRONDOSA ÁRVORE DE HAMA』 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

『はまの大きな菩提樹 A FRONDOSA ÁRVORE DE HAMA』


弓場 勝重絵・文Sonia Regina Longhi Ninomiya訳49頁

サンパウロ州の奥深くに日本人が多く入植したアリアンサ移住地があり、そこに共同で農業生産活動を営みながらバレー団を持っていることでも知られる弓場農場がある。創設者の弓場 勇さんの夫人であり、著者勝重さんの母であるはまさんは、父が行きたがっていたブラジルに、医師の養女となって16歳でアリアンサ移住地に入り、そこで弓場 勇氏と知り合う。

勇氏は、ブラジルに日本人の特徴を生かした新しい文化の創造−土を耕し、神に祈り、歌や芝居などの芸術に取り組むという大きな夢をもっていた。新しい文化を創るという夢を語る勇氏の求婚に、暫く逡巡した後に結婚し、以後70年の間に11人の子供たちにも恵まれ、仲間たちとの共同生活は大きくなった。この母の養親との移住、アリアンサ移住地での生活、二人の出会いと結ばれるまでの物語を、きれいな日本語とポルトガル語(翻訳は、二宮正人サンパウロ大学教授夫人)で、勝重さんの描いた繊細なイラストとともに美しくまとめている。

市販本ではないので (社)日本ブラジル中央協会(電話03-3504-3866、メール info@nipo-brasil.org)に照会を。(頒布価 1000円)。