【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】「TPP大筋合意の意義―ラテンアメリカの観点から」上(桑山幹夫)
日本、米国をはじめ、チリ、メキシコ、ペルーのラテンアメリカ3カ国も参加した環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が10月5日に大筋合意された。日本でのTPP関連の報道は日米間の二国間交渉に関するものが多く、長期にわたり交渉に携わってきたラテンアメリカ3カ国の利害関係はそれほど知られていない。本稿は上下2回に分かれるが、まず(上)では、TPPの重要性と今回の大筋合意の意義をラテンアメリカ諸国、特にTPP3カ国(チリ、メキシコ、ペルー)の立場から論考する。次に(下)では、大筋合意の内容と含意を、これら3ラテンアメリカ諸国の観点から交渉項目別に検証し、日本との通商関係に及ぼす影響について検討する。
ファイル名(File Name) | 「TPP大筋合意の意義―ラテンアメリカの観点から」上.pdf |
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ファイル容量(File Capacity) | 948 KB |
バージョン(Version) | 1 |
作成日(Published) | 2015年11月4日 |
ダウンロード回数(Downloaded Numbers) | 186 回 |
カテゴリ(Category) | ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート |