2014年11月2日までの政治経済ニュース - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

2014年11月2日までの政治経済ニュース


10月26日(ブラジル)ブラジル大統領選挙の決戦投票が行われ、現職のジルマ・ルセフ氏が再選を決めた。選管当局の発表によると、ルセフ氏が52%弱、アエシオ・ネベス氏が48%強と、僅差の勝利だった。大統領の任期は4年。新たな任期は2015年1月1日から始まる。

10月26日(ウルグアイ)ウルグアイ大統領選挙の第1回投票が行われた。過半数票を獲得する候補者がいなかったため、与党・左派拡大戦線(FA)のタバレ・バスケス氏と、国民党のルイス・ラカジェ・ポウ氏が11月30日の決戦投票に臨む。

10月27日(ブラジル)スウェーデンの航空・防衛大手サーブは、ブラジル空軍向けに、戦闘機36機を製造する約393億スウェーデンクローナ(約5800億円)規模の契約を交わしたと発表した。(同社発表リリース)

10月27日(ブラジル)ブラジルのジュース生産大手クトラーレ・グループと同国の投資会社サフラ・グループの企業連合は、米国のバナナ生産・販売大手チキータ・ブランズ・インターナショナルを買収したと発表した。クトラーレ、サフラ連合は引き継ぐ負債分を含めて約13億ドル(約1400億円)でチキータの全株を取得する。 

10月28日(チリ)米国の生命保険会社大手プルデンシャル・ファイナンシャル は、チリのAFPアビタへの出資に合意したと発表した。(同社発表リリース)

10月29日(ブラジル)ブラジル中央銀行は、政策金利の基準金利を0.25ポイント引き上げ、11.25%とすることを決めた。利上げは2014年4月以来となる。

10月29日(アルゼンチン)ホンダ・アルゼンチン発表。同社は、2015年4月までに多目的スポーツ車(SUV)の「HR―V」(日本名・ヴィゼル)の生産を開始。年間1万5000台を製造し、ブラジル向けに輸出する方針。(同社発表リリース)

10月31日(ブラジル)トヨタ自動車は、ブラジルで生産する低価格小型車「エティオス」を新たに南米2カ国向けに輸出する式典をサンパウロ州ソロカバ工場で開催した。ウルグアイとパラグアイで12月前半から販売を開始する。