第12回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2015 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

第12回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2015


◆第12回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2015

毎秋恒例の第12回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2015が新宿、大阪、横浜で開催されます。
スペイン&ラテンアメリカ各国で話題のサスペンス、ドラマそしてドキュメンタリーの新作映画を中心に、バラエティーに富んだ作品がラインナップされています!
【ラテンビート映画祭オフィシャルサイト】
http://www.lbff.jp

【開催場所&日程】
東京:10月8日(木)~12日(月・祝日)新宿バルト9
大阪:10月23日(金)~25日(日)梅田ブルク7
横浜:10月30日(金)~11月1日(日)・3(火・祝日) 横浜ブルク13

<チケット情報>
■前売り1回券(日時作品指定券) 金額:一律 1,500円(税込)
(3D作品のみ 新宿バルト9 1,900円 梅田ブルク7・横浜ブルク13 1,800円)
販売所:オンラインチケット予約KINEZO EXPRESS/オンラインチケット予約KINEZOスマートフォン用アプリ「キネパス」/劇場窓口
■回数券 (日時作品未指定5枚綴り) 金額:一律 6,000円(※枚数限定販売)
販売所:チケットぴあ
*詳しくは公式サイトhttp://www.lbff.jpをご参照ください。

==おもなラテンアメリカ関連作品==

【メキシコ】
◆エイゼンシュテイン・イン・グアナファト Eisenstein in Guanajuato
監督:ピーター・グリーナウェイ/出演:エルマ・バック、ルイス・アルベルティ、
マヤ・サパタ/2014年/ドラマ/オランダ・メキシコ・フィンランド・ベルギー/
105分
『戦艦ポチョムキン』でモンタージュ理論を確立したロシアの映画監督セルゲイ・
M・エイゼンシュテインは、ドキュメンタリー映画『メキシコ万歳』の撮影のため、
メキシコのグアナファトを訪れる。彼は映画の撮影をよそに、ガイドのパルミーノと
の愛とSEXに溺れていく…。
『コックと泥棒、その妻と愛人』『プロスペローの本』等でカルト的人気を誇る英国
の鬼才ピーター・グリーナウェイが、映画史に名を残すエイゼンシュテイン監督がメ
キシコで過ごした10日間を、独特の映像美で描き出す。

◆選ばれし少女たち Las Elegidas
監督:ダビ・パブロス/出演:ナンシー・タラマンテス、オスカル・トレス、レイ
ディ・グティエレス/2014年/サスペンス・ドラマ/メキシコ・フランス/105分
米国サンディエゴとの国境の町ティファナで暮らす14歳のソフィアは、恋人のウリセ
スに、彼の父親が営む売春宿に売られてしまう。呵責に苛まれるウリセスだったが、
ソフィアを救い出すには代わりの少女を見つける必要があった…。今作が長編2作目
となるパブロス監督は、故郷でもあるティファナで、素人の少年少女たちをキャス
ティング。メキシコに蔓延する犯罪組織の闇に切り込んでいく。
製作総指揮にはメキシコのスター俳優、ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ル
ナが携わっている。2015年カンヌ国際映画祭ある視点部門出品作。

◆パーカー La parka
監督:ガブリエル・セラ・アルゲージョ/出演:エフライン・ヒメエス・ガルシア/
2013年/ドキュメンタリー/メキシコ/29分
25年以上もの長い間、メキシコシティの食肉処理場で働いているエフラインは、生き
物の死と向き合う日々の仕事について語り始める…。牛の生命を奪う仕事に対する、
エフラインの罪の意識や喪失感を静かに見つめた短編ドキュメンタリー。監督はニカ
ラグア出身の新鋭ガブリエル・セラ・アルゲージョ。2014年のドキュメンタ・マド
リードで審査員特別賞受賞、2015年米国アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞ノミ
ネートなど、世界各国の映画祭で評価された逸品である。

【キューバ】
◆ザ・キング・オブ・ハバナ El rey de la Habana
監督:アグスティ・ビジャロンガ/出演:マイコル・ダビ・トルトロ、ヨルダンカ・
アリオサ、エクトル・メディナ/2015年/ドラマ/スペイン・ドミニカ共和国/125

10代の青年レイナルドは少年院を脱走し、チンピラや売春婦、物乞いなど貧しい者た
ちが集まる街で暮らし始める。レイナルドはマグダという女性と出会い恋に落ちるが
…。
90年代後半のハバナの下町を舞台に、出口の見えない貧困の中でたくましく生きる
人々の姿を描いた青春ストーリー。ペドロ・フアン・グティエレスが1999年に発表し
た小説の映画化。監督は『ブラック・ブレッド』(LBFF2011出品)のアグスティ・ビ
ジャロンガ。

【グアテマラ】
◆火の山のマリア Ixcanul
監督:ハイロ・ブスタマンテ/出演:マリア・メルセデス・コロイ、マリア・テロ
ン、マヌエル・アントゥン/2015年/ドラマ/グアテマラ・フランス/93分 配給:
エスパース・サロウ
グアテマラにある活火山麓のコーヒー農園で暮らすマヤ族のマリアは、都会での暮ら
しを夢見ている。両親は農園主任との結婚を望んでいたが、マリアは恋人ペペと駆け
落ちし、間もなく子供を身ごもる…。様々な困難に直面するマヤ族の女性の生き方を
通し、先住民族の因習や貧困、乳幼児誘拐などの社会問題に切り込んだ意欲作。マヤ
族出身のブスタマンテ監督は、長編デビューとなる今作で2015年ベルリン国際映画祭
アルフレッド・バウアー賞を受賞した。

【チリ】
◆ザ・クラブ El Club
監督:パブロ・ラライン/出演:アルフレド・カストロ、ロベルト・ファリアス、ア
ントニア・セヘルス/2015年/ドラマ/チリ/97分
4人の聖職者は過去に犯した罪により海辺の僻地に送られ、禁欲の日々を送ってい
た。新しい5人目の男が現れたことで、彼らの穏やかな日常に波風が立ち始める…。
聖職者の罪と救済の道のりを通じ、伝統や掟に縛られたカトリック教会の闇に迫った
社会派ドラマ。監督は『NO』(LBFF2013出品)、『トニー・マネロ』(LBFF2008出
品)のパブロ・ラライン。2015年のベルリン国際映画祭で審査員グランプリを受賞し
た話題作である。

◆アジェンデ Allende, mi abuelo Allende
監督・出演:マルシア・タンブッティ・アジェンデ/出演:オルテンシア・ブッシ・
デ・アジェンデ/2015年/ドキュメンタリー/チリ・メキシコ/97分
1970年、チリで史上初の自由選挙による左派政権が成立し、サルバドール・アジェン
デ大統領が誕生した。しかし3年後、ピノチェトによるクーデターが起こり、アジェ
ンデは非業の死を遂げる…。悲劇の大統領アジェンデの孫娘マルシア・タンブッ
ティ・アジェンデ監督が、長い間封印されてきた祖父の話題や、クーデター後の家族
の思いを近親者へインタビューし、アジェンデ一族の歴史をひも解いていくセルフ・
ドキュメンタリー。2015年カンヌ国際映画祭監督週間に出品しロイ・ユ・ドール
(ゴールデン・アイ)賞を受賞した。

【コロンビア】
◆土と影 La tierra y la sombra
監督:セサル・アウグスト・アセベド/出演:アイメル・レアル、イルダ・ルイス、
マルレイダ・ソト/2015年/ドラマ/コロンビア・フランス・オランダ・チリ・ブラ
ジル/97分
家族を捨てて家を出ていた初老のアルフォンソは、サトウキビ畑が広がる故郷の村へ
17年ぶりに帰郷する。重い病に伏した息子や幼い孫マヌエルのために、アルフォンソ
は荒れ果てた家の再興と、家族の絆を取り戻そうとする。
コロンビアの貧しい農民が直面している過酷な生活を真摯に描いたドキュメンタリー
タッチの人間ドラマ。2015年カンヌ国際映画祭批評家週間に出品し、見事カメラドー
ルを受賞した。(東京国際映画祭共催)

【アルゼンチン】
◆パウリーナ La Patota
監督:サンティアゴ・ミトレ/出演:ドロレス・フォンシ、オスカル・マルティネ
ス、エステバン・ラモチェ/2015年/ドラマ/アルゼンチン・ブラジル・フランス/
103分
28歳のパウリーナは都会での弁護士の職を捨て、社会奉仕のため故郷の町へ帰郷。寒
村で暮らす若者たちへ民主的権利を教える政治プログラムの教師になるが、まもなく
現地の不良集団に襲われてしまう…。『ブエノスアイレスの夜』のドロレス・フォン
シが、逆境に立ち向かうパウリーナを凛々しく演じている。1961年に製作された同名
映画のリメイク版で、監督は『エストゥディアンテ』(LBFF2011出品)上映時に来日
したサンティアゴ・ミトレが務めている。2015年のカンヌ国際映画祭批評家週間に出
品しグランプリを受賞した秀作である。