マクリ・アルゼンチン大統領が就任してから15か月経った現在、経済は不況から脱出し、回復基調にあるとはいえ、インフレ圧力の抑制、財政赤字の削減、雇用創出、国際競争力の強化、所得分配の改善、貧困および社会不平等性の克服などの構造的な問題には具体的な成果が出ていないのが現状だ。本レポート(上)はマクリ政権の業績を主に経済面の視点から評価する。本レポート(下)では、マクリ政権の外交政策、同大統領の政策の逆転、そして同大統領のビジネス疑惑に焦点を当て、これまでの業績評価が10月の議会選挙に及ぼす影響を考察する。
このレポートは「ラテンアメリカ・カリブ研究所[関連資料]」からダウンロードできます。
会員様専用となりますので、ご了承下さい。