ペルー、コロンビア、エクアドルと我が国の、長きにわたる人的、外交的、そして学術的交流を記念(下記に記載あり)して、特別展「文字なき文明の名もなき名工たち―古代アンデス研究の新展開」が開催されます。
日本を代表する中南米古美術コレクションである、BIZEN中南米美術館収蔵の陶芸作品を中心に、古代アンデスの造形美術の妙趣が披露されます。文字なき文明であった古代アンデスの人びとは、世界史の表舞台から消えてしまい、その名こそ今に伝わっていないものの、いかに豊かな感性を持ちあわせていたのか、遺された工芸品の数々が雄弁に物語るでしょう。
またコトシュ遺跡やクントゥル・ワシ遺跡などにおける、日本アンデス調査団のフィールドワークの成果や、博物館に収蔵された土器をCTスキャンと再現実験によって解析し、音を鳴らす機構を組み込んだ高度な陶芸技法に迫る試みなど、古代アンデス研究の来歴と、多様な展開について紹介します。
会場 | 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館 1階展示室南側 |
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会期 | 2019年3月23日(土)〜6月30日(日) |
開館時間 | 10:00-18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 火曜日 ただし4月30日(火)は開館 |
入場料 | 無料※1 |
主催 | 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館 |
共催 | BIZEN 中南米美術館 |
後援 | ペルー大使館、コロンビア大使館、エクアドル大使館、目黒区教育委員会、東大駒場友の会 |
協力 | 日本ペルー協会、日本コロンビア友好協会、東京大学総合研究博物館、岡山県立大学 |
問合せ先 | 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館 http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exhibition.html#Andes2019 |