監督 デニー・ブレックナー/アルフォンソ・ゲレロ・マルコス・ヘッチ
出演 デニー・ブレックナー/タルマ・フリードレル/グスタポ・オルモス/イグナシオ・ロケ/ペペ・ムヒカ(友情出演)
2017年/ウルグアイ=米国/75分
配給 Action Inc. + Smoke
新宿K’sシネマほかで7月13日より公開
https://www.8855movie.com/
この映画の発端は、2013年。当時、マリファナ合法化法案について国民の意見は真っ二つに割れていた。まるで生か死か、を語るかのように、家族や友人の間でも賛成派と反対派が対立していた。ピリピリした雰囲気を笑い飛ばしたい!と若き3人の監督たち(ブレックナー、ゲレロ、ヘッチ)は、薬局に隠しカメラを仕込んで、「大麻入りブラウニー」のテスト販売を行う、と宣伝した。
実際に大麻は入っていなかったのだが、隠しカメラの映像を編集してYouTubeに上げると、視聴者が100万人を越えた。これは何かできるんじゃないか、と考えた監督たち。
それは、実際にウルグアイで国内栽培が始まらず、合法化したものの大麻が足りない!という現実、そしてブレックナーが米国を訪れ、西海岸で「420ラリー」や「カンナビス・カップ」を知ったことで具体化する。
いつも薬物が南から入っているという米国から大麻をラテンアメリカに輸入したい、といったらどうなるか?
キャストと監督3人と助っ人ひとり計6人で乗り込んだ米国で約100時間に渡って米国の大麻状況を撮影。これは、その氷山の一角なのだ。