執筆者:瀧澤寿美雄(メヒココンサル 代表)
2021年9月に行われたラテンアメリカ協会主催の「ラテンアメリカなるほどトーク」第5回で、私が講演したテーマの内容を改めて振り返り、説明不足であった箇所を補ってここにまとめましたので、スペイン語やスパングリッシュに関心ある方はぜひお読みください。
表題にある「新スペイン語の逆襲」と誇張した見出しを用いた理由から説明します。米国で話されている英語とスペイン語が混ざりあった新しい言語のSpanglish (スパングリッシュ)が、徐々に米国社会に浸透し始めた結果、今後どのような影響を米国社会に与えるかを真剣に考える時期に来ていることを意味しています。このハイブリッドな米国の新言語が国民の間に徐々に普及していくことになれば、将来、スパングリッシュが英語とスペイン語を結びつける潤滑油的な役割を果たすことが期待できます。英語、スペイン語に続く新たな言語「スパングリッシュ」がヒスパニック系米国人に定着するだけではなく、白人、黒人、アジア系の人々にも受け入れられる可能性を秘めているかもしれません。
ここでスペイン語の特徴について少し考えてみることにします。皆様に質問します。もしあなたがスペイン語を大学の外国語学部で専門として学び、語学習得の目的で留学先を選択する場合、どこの国が一番の候補先に上がるかを考えてみてください。さて、あなたならどこに行きますか?
答えは三つの選択肢が考えられます。本国の欧州にあるスペイン、中南米の20ヶ国ほどあるスペイン語圏諸国の中から一ヶ国選ぶ、という二つの選び方が常識的です。しかし、面白いもう一つのオプションを忘れていませんか?。三つ目の留学先とは、米国でスペイン語が日常的に話されている州内のどこかの都市を選ぶことです。この選択肢は盲点です。米国でスペイン語を学ぼうとは誰も考えなかったことを意味します。
メキシコと国境を接する米国の南西部の州でメキシコ系ヒスパニックが多く住む地域は、カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサスの四つの州があります。この中から大都市ならロサンゼルス、ヒューストンなど、あるいは留学先としては中堅都市か小都市の方が語学習得には向いているかもしれません。メキシコ系以外では、プエルトリコ系が多いとされるニューヨーク州、米国と中南米・カリブ海諸国との金融の玄関口として発展し、キューバ系住民の拠点であるマイアミを抱えるフロリダ州も個性ある留学先と言えます。
スペイン語が話されている地域は大別して、欧州のスペイン、ラテンアメリカやカリブ海の国々、そしてアメリカ合衆国の三つの地域です。さて、私が神奈川大学外国語学部でスペイン語学科に在籍していた1975年頃は、地域別のスペイン語の序列では、スペイン本国のスペイン語が筆頭にあり、その下にラテンアメリカのスペイン語、最底辺にあるのが中南米からの移民の多い米国で用いられるスペイン語という暗黙の了解があったものです。
ネイティブの先生は中南米ではなくスペインの出身者しかいませんでした。当時はスペイン語というよりイスパニア語の方が高級なイメージがあったような気がします。大学の学科名がいい例です。上智大学外国語学部イスパニア語科、神戸市外国語大学イスパニア科などが実際存在して、イスパニア語の方がスペイン語という名前より高尚な響きがあるような印象を私は持っていました。
以上述べてきたようなスペイン語のステレオタイプ的な概念を打ち破ったのが、実は、2006年4月から始まったNHKテレビ「スペイン語会話」という語学教育の番組でした。スペイン語教育を職業とする専門家の間では、米国のスペイン語を取り上げたという大英断はかなりの驚きで迎えられたと思われます。NHKのテレビスペイン語は、特にスペイン語を教える日本人教師として異端児と言われた早稲田大学法学部の寿里順平氏を番組の専任講師に抜擢したからです。私は当時、立教大学のラテンアメリカ研究所で寿里先生のユニークな「ラテンアメリカのスペイン語」の講座に出席していました。NHKがつけた「エスパニョルin USA」という講座名は、今思い起こすと、非常に斬新なものであったと思います。
スペイン語の原動力はなんといっても母語話者人口が5億人も存在するうえ、世界各地の欧州から中南米、北米、アジアやアフリカにいたる隅々まで用いられているという「広域性」があげられます。そしてその話者人口が急速に伸びているという「拡散力」です。スペイン語はスペイン、ラテンアメリカやカリブ海諸国だけではなく、アメリカ合衆国で人口増加率が高いヒスパニック系が話者数の底上げをしているのは見逃せません。広域性と拡散力という二刀流で広く用いられている国際的に評価が高まっている言語です。
米国に移り住んだ中南米からの移民のヒスパニック系の米国人が、スペイン語を日常的に使い続ける傾向があることは、よく知られている事実です。彼らの高い人口増加率は注目に値し、2010年5000万人が2019年に6000万人に達したとの報告が、ワシントンにあるシンクタンクのPew Research Center から発表されています。この意味するところは、スペイン語を話す急激な人口増加が米国社会を文化的および言語的に分断させようとしている現実があります。
面白いことに、スペイン語は欧州のスペインから中南米に普及し、同じ西半球新大陸の米国にまでその言語学的な勢力をここまで伸ばすと考えた人は少なかったと思います。スペイン語の話者人口の伸び率は、今後も以前ほどのスピードではないものの、増え続けると予想されています。とりわけ、米国でスペイン語を話す人口が着実に増えている現実と、英語とスペイン語が混ざり合った新スペイン語とも言える「スパングリッシュ」が普及し始めている現象は見逃せません。
スペイン王立アカデミーは、正統カスティーリャ語の制定と擁護を目的に1743年に設立された伝統ある公的機関ですが、純粋なスペイン語がラテンアメリカや米国にそのままの形で継承されることを望んでいました。しかし、現実には、中南米各国に拡散していったスペイン語は、各地域の現地語とも融合しながらその特徴を維持し、進化していったのです。確かに中南米各国のスペイン語はそれぞれ特色があり、メキシコ人が話すスペイン語とイベリア半島のスペイン語(カスティーリャ語)とは、j違いがあることは知られています。
例えば、スペイン語の発音がスペイン本国に比較的近いと言われるコロンビアやペルーで話されるスペイン語が序列が上である、という考え方があると聞いたことがあります。とりわけ、スペイン語に他の外国語が侵入して来る場合、特に英語の影響を排除しようとする姿勢が王立アカデミーに見られます。米国で話される英語交じりのスペイン語「スパングリッシュ」が形成されつつあることを容認する考えは持っていないようです。
さて、スペイン語の将来性を見据え、その魅力に取り憑かれて世界中でスペイン語の学習人口が増え続けているのは嬉しい限りです。スペイン語がなぜ人気があり学ばれているのかを考えると、いくつかの理由が考えられます。多種多様な魅力ある個性的な独自の文化や社会に加え、芸術、音楽、食文化面での類を見ない魅力を持ち、私達は飽きさせません。特にラテン的な価値観は日本人には到底まねのできない人生観であるため、私達日本人には羨ましいとも言えます。
語学上の魅力を考えると、スペイン語ほど日本人に向いている外国語は他にないと言っても言ではないでしょう。文法上の規則性に優れ、文字と発音が音声上一致し、入門レベルではどこの国の人でも親しみやすさを覚えるのは確かです。特に、英語とは相違点もありますが、類似点も多くあるので英語の知識があると上達が早くなると言われています。
日本語とほぼ同じ発音の5つの母音しかないため、曖昧母音の多い英語のように苦労せずに簡単に発音できる、一部の例外を除いてローマ字読みで綴り通りに文字を発音できる(発音記号がない)、日本人には馴染みやすい巻き舌rico, perro, sonrisa, alrededor など日本人にこれほど有利な発話上の条件が揃っている外国語は他にありません。もし、中学時代に英語ではなくスペイン語を外国語として選び、英語と同じように学習時間をあてていれば、日本人の外国語コンプレックスはなくなり、スペイン語を関西弁を話すような感覚で喋れるようになっていたかもしれません。
私は冗談でよく言うのですが、英語が世界の「標準語」だとするとスペイン語は「関西弁」であると説明します。親しみやすい、話しやすい、気取らない、構えないで発話できる敷居の高くない言葉です。スペイン語のあいさつ、「オラ、ケタル?」「コモ、エスタス?」が軽いノリで使われます。丘みどりのケセラ・ケセラの歌詞に、「そやな」、「そやね」、「しゃあないね」と同じです。事実、英語を話すと私は緊張するのですが、スペイン語では緊張感が全くなく、外国語を話しているとは感じません。ご存知ですか、次の地下鉄の標語を知っていましたか?東京の地下鉄に「チカンは犯罪である」という固い標準語で掲示がかつてありました。これが大阪の地下鉄に乗ると、「チカンはあかんで!」と電車のドアに貼ってあるシールに書かれてあったのがとても印象に残っています。
19世紀のニューヨークでは、プエルトリコ系とキューバ系の移民が音楽市場で活躍します。とりわけ、プエルトリコ系のミュージシャンの台頭が著しく、数年前に世界的に流行った♪デスパシートDespacito という刺激的な歌詞とリズムは、スペイン語圏内諸国の人たちに強烈な印象を与えました。ルイス・フォンスィというプエルトリコの若者でした。ヒスパニックの血を引くミュージシャンは、生まれながらにして持ち合わせている音楽の才能は米国で花開き、その実力が評価され今日にいたっています。キューバ系のグロリア・エステファンやプエルトリコ系の盲目のギタリストであるホセ・フェリシアーノなど、実力派の歌手の成功例は枚挙にいとまがありません。
20世紀後半になると、多数のメキシコ人が職を求めてカリフォルニアや南西部の州に移動し始めました。例えばカリフォルニアの農園ではいちご摘みは機械による作業ができないため、メキシコ人の労働者がイチゴを手作業で摘み取る大変きつい単純労働です。これを一手に作業したのがメキシコ系の労働者たちでした。余談ですが、大宅壮一賞を受賞したノンフィクション小説「ストロベリーロード」という石川好のイチゴで働く長兄を追って渡米する話をご存知でしたか?これを読むと共感を覚え感動します。
1950年代になると、キューバ革命により多くの知識人が米国フロリダに政治亡命しました。亡命者の大部分は医者や弁護士などの知識階級の富裕層で、共産主義の思想に危機感を持ち故国を離れていったのです。このような過去の経緯を振り返ると、ヒスパニック移民の米国への大量流入は、歴史的に見て非常に重要な意味を持っています。
ところで、米国で雇用者側の米国人のスペイン語学習人口が増加し、米国人にとって最も親しみやすい外国語に、通りを歩いていても聞こえてくる身近なスペイン語があります。教養外国語であるドイツ語やフランス語に取って代わるようになりました。メキシコには現在、自動車関連の製造業を中心に1,300社がメキシコに工場や販売拠点などを構えています。日本の進出企業が1000社を超える国は世界で11か国ありますが、この中に米国とメキシコが含まれています。米国に製造拠点を持つ日本の自動車産業のメーカーでは、現地従業員の中に白人のアメリカ人だけではなく、ヒスパニック系の労働者も多数雇用しています。進出先の工場で働く労働者はヒスパニック系が多いため、管理職の米国人や日本人の責任者は、英語だけではなくスペイン語も理解する必要に迫られます。
最近では特に米国の芸能界やスポーツ界においてラテン的なかっこよさは非常に人気が高く、音楽、映画、野球などの娯楽ビジネスの世界では、著名な人物が続出して米国人から高い評価を得てファンの数も増えています。日本もプロ野球球団に助っ人の外国人選手がたくさん活躍していますが、ほとんどはキューバ、ドミニカ、ベネズエラなどの出身者です。
上記に示した英語の表は、2010年から2019年にかけての人種別によるデータ化したものです。ご覧の通り、黒人やアジア人よりも人口増加が著しくその割合も高いのがヒスパニック系です。この10年間で約1000万人も増え、現在6000万人のヒスパニックの人々が米国社会の構成要員になっています。高等教育を受け、英語とスペイン語のバイリンガルとしてさまざまな職業につき、社会的に成功して高い収入を得ている人たちの割合が増えてきているという事実も見逃せません。
日本と貿易や投資面で交流が深いカリフォルニア州の東京事務所に在籍して時に気がついたのですが、カリフォルニア州内のロサンゼルス、サンディエゴ、サンノゼなどのよく耳にする著名な都市は実は原文はスペイン語です。Los Ángeles, San Diego, San José とそれぞれ綴りますが、スペイン語の発音はサンディエゴ以外は、ロスアンヘレス、サンホセと呼び、英語の音とは全く別です。1848年米国戦争でメキシコが敗退した結果、国土の2/3近くを隣国のアメリカに割譲せざるをえなくなったという歴史的な出来事があります。戦争前はメキシコの領土であったわけです。
現在の具体的な州でいうとカリフォルニア、アリゾナ、テキサスなどです。当時のメキシコでビジネスと教育上の重要な言語はスペイン語でした。その後、米国人の到来とともにスペイン語と英語の融合はすでに始まっていたと考えられます。
1898年の米西戦争ではスペインが敗れたため、カリブ海地域に米国人と英語が到来しています。今でも職を求めて多数のメキシコ人や中米のスペイン語圏の貧しい人々が、米墨国境を目指して移動を続けています。メキシコ人にとって米国に住んで働くことは「里帰り」と同じ意味合いを持っているような気がします。昔はメキシコが所有していた土地に戻って再び生活して行くのは、当然の権利だと思っているのではないかと思います。
『文明の衝突』という著書で有名になった2004年に出版された著書「分断されるアメリカ」を簡潔に要約すると以下のようになります。「メキシコ系を中心にしたヒスパニック系移民の増加が続き、米国、文化的言語的に分裂させるほど大きな脅威になっている。彼らは主流文化に溶け込まず、英語を話さずスペイン語のみによる地域社会を形成している。自分の持つ独自の文化や価値観を維持し、出身国の中南米と緊密な関係を保ち続けている。米国文化の主流であるアングロサクソンの価値観や英語を敢えて変えてまで、多文化主義化する必要はない」と、著者は結論づけています。
これは蛇足かもしれませんが、あえて指摘します。ヒスパニックと真逆の考え方をもつのが日系アメリカ人ではないかと考えられます。日系3世や4世の米国人は、外見は日本人ですが、日常使う言葉は英語で日本語は片言です。米国に同化し社会に貢献しようとする姿勢が見てとれます。私が在籍していたカリフォルニア州貿易投資事務所の所長は、日系2世の日本人の顔と姿をした米国人で共和党員でした。日本語は人前では話さず英語をコミュニケーションの手段とする典型的な米国のビジネスマンでした。兵役の経験もあり、彼の所長室にはブッシュ大統領の写真が飾られていました。
ヒスパニック集団は大きく分けて3つ存在します。カリフォルニアや南西部に住む最大派閥のメキシコ系を筆頭に、ニューヨークのプエルトリコ系やフロリダ州に住むキューバ系のグループです。音楽、映画、スポーツなど娯楽ビジネスの世界では、感性豊かなヒスパニック系が圧倒的な人気を保っています。この3大ヒスパニック集団の他に、他のスペイン語諸国圏の人々も多く米国に住んでいます。
ヒスパニック系の住民同志はスペイン語という共通言語を持つため、多様性を維持しつつ同一性は高いが、必ずしも1枚岩ではありません。同じヒスパニック集団でもメキシコ人、コロンビア人とキューバ人の食品に対する好みは違います。ヒスパニックマーケティングの調査会社では、それぞれ特徴のある各ヒスパニックを細分化してきめ細かな市場調査を行っています。例えばメキシコのハリスコ州の州都グアダラハラには、最大規模の米国の総領事館があります。米国やメキシコに顧客を持つ市場調査会社は、ヒスパニックマーケティングの市場調査を行う場合、必ずこのグアダラハラで実地調査を行なっているというのは興味深いです。
この本を著した著者のスタバンズは、「スパングリッシュとは、米国内におけるスペイン語と英語を融合したハイブリッドな新言語だ」と主張しています。話し言葉だけではなく、書き言葉としても使われる機会が増えていることが重要な意味を持っており、将来定着する可能性も高いのではないか」と予測しています。米国に住むヒスパニック(ラティーノとも言う)人口は、今後も増え続け、彼らのアイデンティティーを最も純化して表現したものがSpanglish であると結論づけています。すなわち、「この新しい流れは、ヒスパニック文化に深く根ざした社会現象の表れであるとも考えられる」と指摘しています。
米国の大都市によく旅行をしたことがある人なら誰でも気づいているように、空港を降り立ってから街の中心に着くまでの時間、いたるところにスペイン語の看板や標識が目に飛び込んできます。街中を歩いていると、英語とは違った歯切れの良い響きの明瞭なスペイン語が耳に入ってきます。例えばロサンゼルス、ヒューストンやサンアントニオなどの米国南西部の大都市では、英語とスペイン語が常に併記されていることに気づいている方も多いでしょう。
米国連邦政府の憲法では、英語は公用語とは規定されていません。建国の祖父たちが英語を公用語に規定しなかった理由を考えれば、なぜそうしたのかという答えは導けます。州政府ごとに公用語を決めることは可能です。公民権運動が始まる1950年台後半から、米国のバイリンガル教育(英語とスペイン語)は期待したほどの効果が表れず、逆に英語公用語運動が出現するという皮肉な結果を招いた苦い経験があります。米国では英語に対抗できる有力な外国語はスペイン語のみだからです。
母語話者人口の多い国や地域を多数抱えるスペイン語は、21世紀の有力な国際言語の資格を十分備えつつある外国語と言えます。母語人口の多さや話者人口の高い伸び率を考えると、スペイン語の将来性は高く評価されていいはずです。米国で話されている英語とスペイン語が、これからどう影響しあって両立しながら発展して行くかは、非常に興味深いテーマです。
私の予測はこうです。英語とスペイン語の混血言語であるスパングリッシュが米国内で書き言葉としての地位を確立すれば、米国の公用語は英語とスペイン語の他に新しい言語が加わり、共存して行くことが可能になる社会に生まれ変わるもしれません。共通語を目指したエスペラント語が、世界の補助としてのジュニアの役でしか甘んじざるを得なかったという苦い歴史を思い返してください。人工的に作られた言語では影響力が限られているのです。この点、スパングリッシュには長い歴史があります。
世界共通語の役目をしているのが英語であることは誰しもが認めます。北中南米(西半球・新大陸)で将来用いられる共通な新しい言語という役割を担うのは、スパングリッシュになる可能性は高いのではないかと私は考えます。米国で試される新しい言語スパングリッシュの今後の動向には、いつヒスパニック系の米国大統領が出現するかという興味深い話題と同じように、注意を払わねばなりません。私が現役でいられるまでにこの二つの結果を見届けたいと思います。
『米国社会を変えるヒスパニック スペイン語を話すアメリカ人たち』(日本経済新聞社1993)
『分断されるアメリカ ナショナルアイデンティティーの危機 』(サミュエルハンチントン 集英社
2004)(“Who are we? The challenges to America ‘s national identity”)
『アメリカのヒスパニック=ラティーノ社会を知るための55章』(明石書店 2005)
“Spanglish The making of a New American language”(Ilan Stavans 2004)
「NHKラジオやさしいビジネス英語」ヒスパニックマーケティング(1994/06)
ヒスパニック市場(2000/09)
「世界における英語の位置」(八田洋子 文教大学文学部紀要 第14-2)
「アメリカにおけるバイリンガル教育と英語公用語化の是非論」(吉川敏博立命館 国際研究21-3)
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