JICA中南米2所長 帰国講演会: グアテマラ事務所 山口尚孝 事務所長/ベリーズ支所 佐々木十一郎 前支所長8月1日(火)10:00-11:30(日本時間) - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

JICA中南米2所長 帰国講演会: グアテマラ事務所 山口尚孝 事務所長/ベリーズ支所 佐々木十一郎 前支所長8月1日(火)10:00-11:30(日本時間)


JICA、国際協力機構は、中南米(ラテンアメリカ・カリブ)地域 33 か国のうち 23 か国に拠点を設け、現場のニーズを収集・分析しながら、日系企業を含む多様なパートナーと連携しつつ、技術協力、資金協力、民間連携事業、ボランティア派遣など、さまざまな国際協力を行っています。

中米北部三角地帯と称される地域にあるグアテマラとベリーズの両国の現場で陣頭指揮をとられた2人の事務所長を講師としてお迎えし、下記の予定で帰国報告会を開催することにしました。それぞれの国で体感された社会、経済等の実態に加え、活動状況、協力の方向性をご報告いただきます。

多数の皆様のご参加をお待ちしております。
20230801 JICA2所長帰国講演会案内(講師プロフィール含む)[PDF]

日時 2023年8月1日(火)10:00~11:30(日本時間)
形式 ZOOMによるウエビナー
講演題
1. グアテマラ:多様な自然と文化、開発課題に富んだ国 グアテマラ事務所 山口尚孝 事務所長
日本ではグアテマラは高品質なコーヒーの国として知られています。熱帯林から突き出たピラミッド群の世界遺産ティカル遺跡や連なる火山と湖の絶景アティトラン湖も有名です。町では色彩に富んだ衣装をまとった先住民の姿も見かけ、多様な文化も魅力です。一方で、貧富の格差や一部都市での治安問題をはじめとする開発課題も抱えています。グアテマラは問題・課題が山積するがゆえに、JICA職員としてやり甲斐に満ちた勤務となりました。特に地域警察による治安改善や移民問題などを中心に挑戦してきたことを報告します。
2. ベリーズの現状と今後の協力の可能性 ベリーズ支所 佐々木十一郎 前支所長
ユカタン半島の付け根に位置し、メキシコ、グアテマラと国境を接する四国の1.2倍ほどの大きさの国、ベリーズ。世界第2の規模のバリアリーフがあり、その美しさから「カリブ海の宝石」と呼ばれています。皆さんも「ブルーホール」の写真を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。国土も人口も小さな国ですが、中米とカリブの両方の顔を持ち、民族、言語、文化が多様で、国内を少し移動するだけでも雰囲気の違いを感じます。公用語は英語ですが、スペイン語、クレオール語、ガリフナ語など、さまざまな言葉も聞こえてきます。コロナ禍で観光産業は大きな打撃を受け、ウクライナ戦争で原油や輸入産品の高騰により経済は落ち込みましたが、昨年から徐々に回復基調となり今年のGDP成長率も3%と予測(IMF)されています。今回はそんなベリーズの近況と、今後の協力の可能性についてお伝えできればと思います。
講師 グアテマラ事務所 山口尚孝 事務所長
ベリーズ支所 佐々木十一郎 前支所長
主催 一般社団法人ラテンアメリカ協会
参加費 会員無料、非会員1,000円、大学院・大学生は無料
申込期限 2023年7月27日(木)

お申込み

下記Webサイトより、 2023年7月27日(木)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry

お問い合わせ

一般社団法人ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp