中米のニカラグアから外務省の招聘で来日したアルバロ・バルトダノ投資・外国貿易促進担当相による講演会を、2013年12月5日(木)10:30から12:00まで、米州開発銀行(IDB)アジア事務所および日本ニカラグア友好協会の後援のもと、IDBアジア事務所会議室にて行いました。
大臣の説明から、同国経済が2007年以降目覚ましい変貌をとげ、成長率、外国直接投資、国民一人あたりの所得の伸び、産業の国際競争力いずれの指標をとっても中米諸国の中ではトップ水準にあることが明らかにされました。その背景には、政権の安定や比較的良好な治安がある点が強調され、こうした変化の結果、貿易相手国や投資国が格段に広がっているとの指摘でした。
今後は新たな経済パートナーの開拓に注力すると述べられ、中国からはニカラグア運河の建設を、また日本には太陽光および地熱発電事業への投資を歓迎している旨強調されました。
最後にサウール・アラナ在日ニカラグア大使から、経済や将来についての議論に満足するのではなく、魅力的なビジネスパートナーとして協働することを求められました。
講演会配布資料は「ダウンロード」ページ[url=http://www.latin-america.jp/modules/d3downloads/index.php?cid=5][color=FF6600]「講演会配布資料」[/color][/url]をご参照下さい。
(2013-12-5)