執筆者:ピーター藤尾(在チリ、サンテイアゴ)
「2024年12月30日―2025年1月5日」
「政治」
1)ボリッチ動向
テレビの前で2025年はチリにとって素晴らしい年になる可能性が高いとニッコリしました。当たるかな? 昨年は最大課題の市民の安全に関し犯罪を抑える動きは全く進みませんでした。更に経済動向にも光はさしません。ボリッチは大統領として最低の仕事をしているとするコメントがあります。彼は木曜日に南極に飛びました。チリの南極基地を訪問した後に極点のアメリカ基地へ飛んだとか。そういう仕事が好きですね。さて今年の11月に次の大統領を選ぶ選挙があります。その前に右翼・左翼の予備選挙があります。例えば右翼では統一右翼候補のマテイと共和党のカスト間で争われそうです。盛り上がるでしょうね。今は全然話題になっていませんが。
2)年金問題
ボリッチの公約の一つだった厚生年金の改善が長い間、言われていますが、それに反対していた共産党が賛成になったとか。何かよくわかりませんが、大勢の波の中に入ろうとしているのかな?もっとも社会党と共産党の間で意見の違いが大きいとか。現行の民間の年金運営会社を外して、国営にすると言う意見は全く意味がないと思います。その親方日の丸方式では結果がマイナスになるでしょう。
過去何十年の結果を見ればその基金の運営利益が日本よりチリの方が上なのははっきりしています。民間の場合、利益が出なければ部長など解雇されますが、日本式では「長い目で見よう」としますからね。チリの場合、加入者が投資の対象を選べることができます。選択肢は5あって、一番安全なグループから危険は大きいが利益を得る可能性が高いグループに分かれます。チリの場合、2024年はその5つのすべてのグループに利益が出ました。例えば危険の大きいAグループは9.1%でした。日本の数字は知りませんが、チリのように黒字ですか?それとも赤字ですか? もちろん、その他に年金額を上げるためには毎月その基金を増やすために給料から引き出す額を上げる必要があります。その6%の運用方式も議論になっていますね。少し前、新左翼がその年金基金を各自が引き出すのを認める法案を作りましたが、そんな議員・党が年金改善を言うのは不愉快ですね。現行の年金システムはピノチェット時代に財務関係のシカゴグループが作成したのですが、私はそれが実行された最初の月から利用しました。私はそれに満足しています。
3)妊娠中絶
現在も一部の条件では妊娠中絶が認められていますが、2017年にそれが成立してから現在までに351件の中絶が実施されています。そのほとんどは296件ですが、強姦による年少児の妊娠でした。13歳の少女がお腹が痛いと訴えるので検査すると妊娠していたとか。チリの悲しい実態ですね、
4)アジェンデの家の売買
それを歴史博物館にしようとしたのですが、いろんなところからクレームが出て、政府はその家の購入をやめたようです。その家はアジェンデの二人の孫の所有になっていますが、そのうちの一人は現在の防衛大臣マヤ・フェルナンデスです。
「経済」
1)銅価格と為替
銅価格が低下し1ポンド3.95ドルになりました。為替はぴったり1ドル1000ペソになりました。チリ経済に大きな影響を与える事項です。ところでリチウムの値段がひどいですね。2年前のピーク81868ドルから昨年末は10231ドルと86%のダウンです。数%のダウンは素人の私でも理解できますが、86%の下落は分かりません。価格を必要以上に挙げてからその利益が出たところで売りに出したのですか? それに乗せられて投資した企業は現在、大赤字でしょうね。
ところでドミンガ鉱山は開山するのか、自然破壊の問題からそれを認めないのか揉めたままで裁判所と政府の意見が合いません。その鉱山は鉄鉱石のマインです。世界の中で豪州が最も鉄の生産量が大きく、次いでブラジルです。輸入国は圧倒的に中国で世界の65%、2位は日本で7%です。もちろんチリにも小さな鉄鉱山はあって産出・生産しています。その数字はドミンガ鉱山が開所すれば大きく増加するわけです。
2)最低賃金
昨年まで50万ペソでしたが、今月から51万ペソになりました。
3)GDP
昨年のチリのGDPは11月には2.1%でした。それから年間では2.4%が予想されています。しかし昨年のチリ財政は、税収は予想より低く、歳出は抑えなかったと言われますから予定より悪い結果になるのは間違いないようです。IPSA株式市場は6700ポイントと歴史的な高い所を歩いています。関係ありませんが、新車の販売が急減です。2022年は42.7万台、それが23年は31.4万台、更に24年は30.2万台に下がっています。
「一般」
1)犯罪
鉄線泥棒がどんどん増えているとか。それを集めてコンテナーに詰め、中国に輸出するらしい。もちろん鉄線が外されるとその地区は停電になりますね。先週起きた南部のマプチェの問題が再発しました。元旦に数台のトラック・車に放火され全焼です。そして現金引き出し機の泥棒事件が起きました。また文部省の高等教育部門で18台のパソコンが盗まれました。以前にも似たような犯罪がありましたが、ボリッチは全く手を打てませんね。
2)火事
火事は各所で継続です。その一つのチワヤンテの火事で3人が焼死したとか。それから打ち上げ花火は許可がいるのですが、大晦日に無断に花火を上げ、火事になったケースが多く出ています。一番有名なバルパライソの花火は大波で危険視されましたが、大成功でした。なんでもその大晦日の日、首都圏から60万台の車が外に出たらしい。現在は夏休み中ですから、多くの人が海岸地区でバケーションを楽しんでいます。もっとも高波は現在も続き、9つの港が使用禁止とか。今週、その禁止されている海岸線で波に流され2名が死亡しました。沖まで流されたのが海上救助隊に助けられたケースもありました。以上
「2025年1月5日~12日」
「政治」
1)ボリッチ動向
先週、ボリッチは南極に行きました。現在、国際条約で南極は誰のものでもないとされていますが、数か国が基地を作り領土を主張しているようです。チリもその一つですが、それが成立すればチリの領土は現在の2倍になるし、その地区の自然資源を運用できれば、一気に世界の大国になる可能性が出てきます。彼はまた南極に行くかな?
大学入試で優秀な成績を記録した学生をモネダ宮殿に招き、朝食を食べながらお祝いしました。それから南のビオビオ州を訪問して山火事防止の用意をしました。アメリカのカリフォルニア州で火事が大惨事になっていますが、アメリカの消防隊は何をしているのでしょうか、そんなに山奥ではないですが、消防車や消防機はちゃんと機能していませんね。チリはどうでしょう?
国家資源局のトップを入れ替え
これはアジェンデ元大統領の家を政府が購入しようとした件に関する問題から来ています。アジェンデの家族が所有する物件を政府が購入しそれを歴史記念館として使用する計画だったのですが、その販売する方の2名が大臣(孫)国会議員(娘)だったのが問題とか。大臣は政府と契約出来ないわけです。じゃ、それを第3者に販売してそれを政府が購入すれば問題はなしです。また価格についても正常かどうかは第3者が判断できますからね。ところで外された局長が新左翼だったので、新左翼は政府にクレームしています。
今週の最大の話題はベネスエラ問題でしょうね。
ボリッチは単純にマドゥロは不正な選挙で当選した独裁主義者と拒否反応です。チリ共産党はもちろんそれに噛みついていますが。世界でマドゥロを応援するのはロシア・中国やキューバ・ニカラグアなどですね。チリのテレビ局はこれに関してはボリッチの感覚で報道しています。今までに880万人が祖国を抜けて移民しています。そのうち85%はラテンアメリカに移民したとか。チリにも数十万人と多くの人が来ています。いつも思いますが、私はチリに住み着いて良かったと。もしベネスエラに住んでいれば、最初の数年は日本よりここの方が給料が高いとニッコリだったでしょうが年金生活に入れば、「月に15ドルの年金では生きていけない。日本に帰りたいが航空券が買えない」と毎日泣いているかもしれません。
2)ドミンガ鉱山
政府内の組織が同問題に関して議論し、自然保護の立場から同鉱山の事業開始は認められないとしました。自然汚染があると言うのは理解できますが、それがどの程度かが重要で、新産業の開始があれば同地区の経済開発に大きな影響が出るのは当然ですからね。単に右翼・左翼の争いではないでしょう。ボリッチの次の政府に問題は渡されると言うコメントが出ています。
3)区長の権限
昨年の区長選挙で、新区長がたくさん選ばれました。その中で首都圏のニュニョア区の場合は新左翼の女性区長は右翼の候補者に敗れました。その新区長がテレビの番組に出て、自分が区長になって驚いたことを話し始めました。区役所内の人事が異常で、組織は正常に運営されてなかったとし、さらに既存契約をチェックすれば何と70件も契約書の内容が良く理解できなかったとコメント。彼は騙されているのではと考えたほどだとしています。その新左翼の前区長が裁判になったりして。
4)年金問題
来週、重要事項が決定されると言われますが、憲法問題と同じエラーをするのではないでしょうか。
数年前の社会騒乱の時、「ピノチェットの作った憲法を俺たちは維持するつもりは全くない。明日にでも新憲法に入れ替える」と訴えました。それが市民を動かし、投票の結果、新憲法作成委員会が出来ました。しかしその人たちが作った新憲法の認証を投票したら圧倒的に否決になりました。その2回目も同じでした。つまろ現行憲法のどこがおかしいのかどう変更したいのかと考えず、「とにかく新しくする」のでは意味はありません。
今回の年金問題も同じです。社会騒乱の時「AFPを潰す」とデモ隊は叫んでいました。ピノチェットが作ったシステムAFPのどこが悪いのか、どこを変えたいのかと考えずとにかく潰そうとして上手く行くはずがありません。現行システムは各自が積み立てた基金を民間の会社が運営して年金のベースにするわけです。政府は全く関与していません。従って現行システムでは私の年金では生活できないとする人には「そうですね。もう少し基金を積み立てすればよかったですね」と回答します。政府はそれに援助するシステムはありますが、それはAFPとは別個です。現行システムを辞めて政府運用機関に任せるとすれば、数年もしないで失敗したということになるでしょうね。日本の改善システムをボリッチは理解する必要があります。カイゼンですよ。
5)大統領選挙
右翼の国民改革党RNが今回の候補者にエベリン・マテイを認めました。彼女は昨年末まで首都圏のプロビデンシア区の区長をしていました。彼女の父親はピノチェットの時の4軍(陸海空と警察軍)の中の空軍の長官でした。さぁ右翼側は彼女でまとまるかな?共和党からカストがでますからね。
「経済」
1)銅価格と為替
銅価格は1ポンド4.08ドルと少し上がり、為替は1ドル1004ペソになりました。
2)物価上昇率IPC
12月のIPCはマイナス0.4%で、年間合計は4.5%になりました。それは予想の3%とはかなり違う数字でした。つまりコントロールが上手く行っていないと言うことですね。
今年の数字はどうなるかな?
3)株式市場IPSA
何と今週は6802ポイントで終え、史上最高まであとほんの少し???そんなに好調なのですね。
「一般」
1)犯罪
ボリビアでチリ人犯人ホフマンが逮捕されました。彼はマヌエル・ロドリゲスと言う新左翼ゲリラのメンバーで右翼政党の幹部の殺害事件で逮捕されチリの刑務所に入っていましたが、ヘルコプターがその上を飛んで彼をつかんで脱出しました。30年ほど前の事ですが、その後、彼はボリビアにいたようです。チリ政府は彼の引き渡しを依頼しましたが、それが実施されるのか、再度逃走するのかまだはっきりしていません。
ところで昨年、警察は武器を24400個没収したそうで、それを廃棄処分にしました。???平均で毎日80個ですか?そんなに?
電線泥棒
先週書いた記事の中に電線泥棒の件がありましたが、それは鉄線ではなく銅線でした。訂正します。
2)大学入試
今年の入試の成績発表で、上位に入った10の学校はすべて首都圏でした。
3)山火事
首都圏の場合、今夏は434件と対前年83%の増加になっています。もちろんその他の地区にも火事は起きていますから、今夏も油断はできませんね。 以上
「2025年1月13日~19日」
「政治」
1)ボリッチ動向
水曜日はバルパライソ州に、木曜日はマウレ州を訪問したようです。忙しくあちこち行きますね。
2)年金システム
なんでも与党の議員から現行のシステムAFPを継続するか廃棄するか国民投票をしようと言う声が出ました。先週チリの風で書いたように新憲法問題同じやり方です。まったく学習効果のない議員がいるわけですね。しかし今週、何と政府と野党連合の間で現行年金システムの変更に関して合意したとか。年金受領額を上げるためには、積立額をあげる必要がありますが、それを従来話されていた6%ではなく毎月の積立額を7%アップにするらしい。またその7%を自己向け・一般に分離しますが、それも合意したらしい。
つまり月給で貰える額が減少するわけですね。もちろん国会で最終結論が出されますが、社会騒乱の時の雰囲気で無かったのが良かったですね。AFPの会社が消滅する危険は無くなったようです。その合意事項に関して共和党などは批判をしています。
3)大統領選挙
右側はマテイやカストなど動きが話題になりますが、左翼は動きが見えません。新左翼がリーダーの一人を大統領候補にしたいと言っていますが。政府としては内務大臣のトアを推したいようで3月に何かの結論が出るとか。大臣職を辞任して候補になるわけですね。問題は彼女の所属する社会党がはっきりした態度を示さない事と、一般市民の間で彼女の人気が上がっていないことです。 新左翼の議員ぺレスに検察の調査が入るとか。政府の家屋の建設補助金を新左翼が抜いていた事件がまだはっきりしませんが、右でも左でも怪しい議員・区長は全部はっきりさせてほしいですね。
4)財務省
財務省の職員だった弁護士が事務所のビル14階から飛び降り自殺。上司からいじめられていたとの遺言を残して。財務大臣マルセルはその葬式に参加しましたが、コメントはしなかったとか。どこの国でもどの時代でも同じような問題はあるわけですね。上司の責任はどうなるのでしょう。
「経済」
1)銅価格と為替
銅の価格は1ポンド4.14ドルとかなり上がりました。為替は1ドル1010ペソです。
2)IPSA株式市場
6900ポイントを超えて6958ポイントまで上がり、過去最高を記録しました。素人の私にはこの時期にチリの株式市場が過去最高を記録するのが理解できませんが、世論調査では今年の経済成長率は4%を越えるだろうとする人が3分の2いるとか。もっともその基礎になるのは鉱山企業と見られています。
3)果物輸出
チリから中国に大量のサクランボが輸出されていますが、中国への今年の輸出量は50%の上昇ですが、価格は昨年の30%減とか。チリから2倍の量の輸出をしようとして売り値を下げたのかな?不思議ですね。
「一般」
1)外国人旅行者
昨年は520万人がチリを訪問しました。それはコロナ問題以降の最高記録でした。
2)犯罪
新左翼ゲリラの犯人ホフマンが刑務所から30年ほど前に逃亡しましたが、先日ボリビアで見つかったらしい。ところがチリの最高裁判所はボリビアに強制送還するように依頼をしていないとか。理由が良く分かりませんが不可解です。夏のバケーションシーズンが始まりました。チリ各地の海岸に大勢の観光客が押し寄せています。アルゼンチン人が目立つとか。そして当然のように犯罪が急上昇とか。犯罪グループは仕事で海岸地区に行くわけですね。警察も対応策を取っているようですが、上手く行かない様子。
3)山火事
サンティアゴ近郊のマイポ渓谷の中心地サン・ホセ・デ・マイポで火事がかなり大きくなっています。私は先月、そこに丘の散歩に行きました。サン・エステバンで火事になり、近くの民家に飛び火して一人が死亡しています。またパチャグア地区では山火事から地区の住民に避難するよう指示が出ているとか。かなり山火事が活発になっていますね。
以 上
「2025年1月20日~26日」
「政治」
1)ボリッチ動向
どうしてか、大統領府の発表する彼の動向に今週のニュースは出てきません?何もしていないのですか?
2)年金制度AFP
さて政府と野党連合で合意に達した新年金制度が国会で議論されています。新左翼はAFPを潰して新制度にしようと寝ぼけたことを言っています。極右の共和党も新システムを批判しています。しかし与党グループでなく、野党グループと合意事項が出来上がったと言うのが珍しいですね。これでボリッチの公約の年金制度改善が実現しそうです。右翼の中でボリッチを助けることはないだろうと言うコメントがあります。この新システムになれば、もちろん7%も自分の懐から毎月の積立金に回るのですが、政府の低階級への援助も入れると受領できる年金が20%以上増えるという数字が出ています。その7%ですが、最初は全部が労働者の積み立てにならず政府の手に入るらしい。準備金ですか。
新システムでは各自が貰える年金は上がるわけですから、それは改善になりますね。政府・議員もちゃんと仕事をしました。まさか国会でそれが拒否されることはないと思いますが、与党から拒否が出たりして??
その新左翼ですが、二人の女性議員に検察の手がかかっています。新左翼連合は次の選挙でその二人は新左翼傘下には入れないとしました。こうして野党グループが活躍していますが、年末の議員選挙で議員数を増やすでしょうね。
3)大統領選挙
変化がありません。右翼側は候補者が特定されていますが、左翼側は不確定です。全然候補者がいないのではありませんが、市民の共感を得るような候補者がいないと言うことです。元大統領のバチェレットが一番有名ですが、もう彼女の時代は終わりましたね。
ところで昨年、事故死したピニェラの記念碑を作ろうと言うアイデアが出ていますが、左翼と右翼が対立とか。
「経済」
1)銅価格と為替
銅の価格は1ポンド当たり4.18ドルとかなり上がりました。為替は1ドル990ペソと久しぶりに1000ペソを割りました。今週は最近の4か月でドルの下落が最大になりました。チリが好調か、アメリカが不調か?
2)株式市場IPSA
好調が続いています。7050ポイントとまた新記録が出ました。何がこの快進撃の理由でしょうか?
「一般」
1)山火事
南部の山火事で放火犯として老婆が逮捕されました。その地区の人が彼女は無罪だとデモをしています。ユンベル地区の山火事で消火活動をしていた消防員が事故死しました。人生は厳しいですね。山火事の多くが人間の手によるもので、放火と失火です。失火の中に野外で焼肉アサードをしていてその火が飛び散って近くの枯れ草が燃え始めたのもあるとか。首都圏では今年は昨年より58%も火事の数が増えているらしい。
2)犯罪
毎日、テレビのニュースに犯罪関係が溢れていますが、都内でグループが物を盗むため家に侵入し、そこにいた76歳の老人を殺したとか。悲しい現実ですね。それから怪しい家屋に警察の手が入り、今週、麻薬5トンが没収されました。もう日常の出来事ですね。
また「アラグアの汽車」と呼ばれる犯罪グループの家屋に警察の手が入り多数の逮捕者が出ました。そのベネスエラ人グループは同国の元軍人の殺人事件で話題になっています。チリの検察がそのグループがマドゥロの側近に指示されて殺人をしたと考えています。もちろんチリ共産党はそれを否定しています。明日からその裁判が始まります。政府は国際裁判所にその件を持ち込むことも考えているようです。トランプならそれらのベネスエラ人を強制送還させるでしょうか?
バケーションでアルゼンチン人がチリに大量に入っています。そのメンドーサからチリに入るルートが車の渋滞で大騒ぎとか。イミグレの所で14時間も待たされたらしい。そしてチリに入ってすりとかひったくりの被害に遭っているようです???ごめんね。
3)大学入学
入試の結果が発表されたので、その結果をもって学生が大学へ入学申請をしています。人気のある大学・学部のリストが発表されました。
4)走行車の検閲
何と4台に1台が問題があったとか。運転免許書が切れているとか、車のオーナーの証明書を持っていないとか。走行できなくなった車は警察の収容所に運ばれました。悪質な運転手は逮捕されました。ある通学バスの運転手がその免許書を持っていませんでした。ベネスエラ人でしたが、それは彼の問題より彼を雇用したオーナーの責任でしょうね。しかし2~3%なら想像できますが25%は私には考えられないですね。 以 上