チリ・イースター島のモアイ像の贈呈式 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

チリ・イースター島のモアイ像の贈呈式


 当協会が後援している「モアイプロジェクト」のモアイ像が5月25日(土)に宮城県・南三陸町に設置(将来整備される予定の復興公園・チリプラザに本設置)され、永住の地を得ました。三陸の復興を願ってチリから寄贈されたモアイ像は、3月20日(水)に東京丸ビル1階で披露された後、大阪を経由して運ばれたもので、贈呈式には閣僚や企業代表を含む50人に上るチリ側の出席者を加え総勢約200人が参加し、自然災害に屈しない両国民の誓いと両国間の関係強化が確認されました。

 前日の24日(金)には仙台市にて、第28回日智経済委員会が、日本・チリ双方から140人以上の企業および政府関係者の参加を得て開催されました。日本側の佐々木幹夫委員長(当協会会長)とチリ側のロベルト・デ・アンドラカ委員長のほか、ソルミニアック鉱業大臣が参加されて基調講演をし、その後、太平洋同盟、金属、インフラ、エネルギー、アグリビジネス、情報通信などの分野について議論が交わさ れました。同委員会としては今回初めて防災技術協力を取り上げ、両国間の堅固な絆を更に強める事が出来た会議でした。

(2013-5-25)