―土地所有制度の問題、“違法”作物の問題、非合法武装組織構成員の社会復帰を中心に― - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

―土地所有制度の問題、“違法”作物の問題、非合法武装組織構成員の社会復帰を中心に―


日時:
2014年2月26日 @ 18:30 – 20:30 Asia/Tokyo タイムゾーン
2014-02-26T18:30:00+09:00
2014-02-26T20:30:00+09:00
場所:
東京外国語大学本郷サテライト5階

 本年は6月にサッカーW杯日本・コロンビア戦が予定されているほか、両国経済関係強化を目指す経済連携協定(EPA)の政府間交渉が今佳境に入っていると報じられています。
 また今年のコロンビアは政治の年、政府・ゲリラ間の和平交渉が進む中で3月に議会選、5月には大統領選挙が予定され、結果が大いに注目される所です。
 つきましては、コロンビアの政治・社会状況をよりよく理解する為に下記の通り会員対象の講演会を企画致しました。参加ご希望の方は、メールにて事前に協会事務局へお申込み下さいますようお願い申し上げます。

【1.日時】2月26日(水)18:30~20:30
【2.場所】東京外国語大学本郷サテライト5階
住所:文京区本郷2-14-10 電話:03-5805-3254
【3.講師】千代勇一先生、上智大学イベロアメリカ研究所準所員
【4.演題】コロンビア革命軍(FARC)との和平プロセスについての一考察

―土地所有制度の問題、“違法”作物の問題、非合法武装組織構成員の社会復帰を中心に―

【要旨】現在、政府と国内最大の非合法武装組織であるFARCとの和平交渉が進められており、1960年代に起源をもつ紛争の終結に注目が集まっている。その一方で50年以上の長期に及ぶ紛争は様々な政治、経済、社会の問題を含むことによって複雑化し、また、国内外の情勢の変化によって紛争そのものが変質してきたため、真の和平の達成にはまだまだ多くの困難が予想されている。たとえば、紛争の原因の一つと考えられる土地の集中化の問題、紛争を持続させる燃料とも称される麻薬コカインと原料の植物コカの問題、そして多くの非合法武装組織構成員の処遇などが挙げられる。そこで本講演では、土地、コカ、社会復帰をキーワードとして、紛争と和平プロセスが抱える諸問題について考察する。

【5.参加費】 無料(会員限定)
【6.備考】
①申込み受付:先着順40名まで(法人は一社2名まで)
②使用言語:日本語(通訳なし)
③交通:地下鉄(丸の内線、大江戸線)「本郷三丁目駅」から徒歩5分

JR(中央線、総武線)「お茶の水駅」から徒歩10分
詳細地図はwww.tufs.ac.jp/access/hongou.html/ ご参照下さい。

【7.申込先】日本コロンビア友好協会事務局 e-mail:amistad.colombia.japon@gmail.com

以上