文化遺産国際協力コンソーシアム第26回研究会「文化遺産とSDGs II―世界では、いま何が語られているのか―」
●開催趣旨:
2015年9月に国連総会で採択された2030アジェンダおよびSDGs(持続可能な開発目標)は、様々な分野や国を超えて持続可能な開発を達成し、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ための国際目標であり、国際協力を実施する上で重要な枠組みといえます。
SDGsの中では、「持続可能な都市:包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で 持続可能な都市及び人間居住を実現する(ゴール11)」ために、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する(ターゲット11.4 )」ことが掲げられています。このように、持続可能な発展に文化遺産が果たす役割が期待されていますが、実際に文化遺産を通じてSDGs達成に貢献するためには、今後どのような視点や方法が文化遺産分野の国際協力に必要となるのでしょうか。
今回の研究会では、国内外の機関から専門家をお呼びし、文化遺産とSDGsについて様々な視点から、お話しいただきます。我が国におけるSDGsの広がり、文化遺産に関係する各機関のSDGsに対する姿勢や、文化遺産とSDGsをつなげるための取り組みを学ぶ機会とします。
●主 催:
文化遺産国際協力コンソーシアム
●日 時:
2020年1月31日(金)13:00~17:00(開場:12時30分~)※途中入退場可
●場 所:
JPタワー ホール&カンファレンス カンファレンスルームA
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 KITTE 4階
●プログラム:
13:00-13:05 開会挨拶・趣旨説明
13:05-13:45 「文化遺産と2030アジェンダ―ユネスコによるアプローチ―」Giovanni Boccardi(UNESCO 文化局)
13:45-14:25 「ICOMOS’ advocacy for the SDGs(SDGsへ向けてのイコモスの取り組み)」
岡橋 純子(聖心女子大学 准教授 / ICOMOS Sustainable Development Goals Working Group メンバー)
14:25-14:35 休憩
14:35-15:15 「中米における遺跡を活用した国際協力事業:グアテマラとホンジュラスの事例」中村 誠一(金沢大学 教授)
15:15-15:55 「ビジネスの視点から見たSDGsの広がり」熊久保 和宏(みずほ情報総研株式会社 シニアコンサルタント)
15:55-16:00 休憩
16:00-16:55 パネルディスカッション
司会:松田 陽(東京大学大学院人文社会系研究科 准教授)
パネリスト:Giovanni Boccardi、岡橋 純子、中村 誠一、熊久保 和宏、浦野 義人(国際協力機構産業開発・公共政策部 民間セクターグループ)
16:55-17:00 閉会挨拶
●言 語:
日英同時通訳付
●申込方法:
コンソーシアムウェブサイトの申込フォームよりお申込みください。申込締切は2020年1月28日(火)です。
https://www.jcic-heritage.jp/eventform/
※TEL・FAX での申込みも可。氏名(ふりがな)・ご所属・電話番号・メールアドレス・会員 / 非会員をご記入の上、「コンソーシアム研究会参加希望」とお書きいただき、2020年1月28日(火)必着で事務局までお申し込みください。
●お問合せ先:
文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 所内
Tel: 03-3823-4841
Fax: 03-3823-4027
E-mail: consortium@tobunken.go.jp
●参加費:
無料
●定員:
100名(事前申込制)
https://www.jcic-heritage.jp/jcicheritageinformation20191227/
●ご案内資料:
文化遺産国際協力コンソーシアム第26回研究会「文化遺産とSDGs II―世界では、いま何が語られているのか―」[PDF]