11月21日、16時から米州開発銀行アジア事務所において、上田善久駐パラグアイ共和国特命全権大使による「パラグアイの今-大使の最新報告-南米南部諸国の動静と日本企業の動きを語る-パラグアイを基点にして」と題する講演会を開催しました。
上田大使は赴任されてから約8ヶ月、まずパラグアイの印象を、開放的、明るい、ポジティブ、と表現されました。現政権は健全なマクロ経済政策を採っており、高い成長率、小さな財政赤字、物価安定等、健全な経済状態にあること、最近では日本企業の投資も自動車部品等で増えていること、その背景には約5,800人のバイカルチャーを持つ日本人・日系社会があること、パラグアイはメルコスールの一員であるが、太平洋同盟に関心を寄せていること等、幅広いお話をうかがうことができました。講演後、約60名の出席者との間で活発な質疑応答がありました。
なお、上田大使は大使公邸にお茶室を造られ、既にカルテス大統領を含む多くの内外の訪問者をもてなされ、より一層進むべく関係強化に努められておられます。
■講演会資料リンク(会員限定)
※上田善久駐パラグアイ大使のご厚意にてプレゼンテーションPPTを添付いたしますが、このPPTは暫定版で改訂が検討されていることをご承知置き下さい。