2015年1月23日午後3時から4時半まで、昨年9月に外務省中南米局長に就任されました高瀬寧局長をお迎えし、日比谷図書館コンベンションホールを会場に「ラテンアメリカ・カリブ2015年―安倍首相歴訪後の関係を展望する」と題する講演会を開催しました。
中南米の現状として、鉱物資源生産量や、国別経済成長率(当協会資料ECLAC経済動向速報より)、中南米の日系人数、日系進出企業数といった主要データをご紹介いただいた後、我が国の対中南米政策として、メキシコのレオン市での新領事館開設や、バルバドス大使館開設、ブラジルでのジャパン・ハウス創設など、今後の具体的な取り組みについてもお話しいただきました。
講演会後半は、昨年末に米国との国交正常化が発表されたキューバと日本の今後の関係や、世界一位の石油埋蔵量を誇るベネズエラの動向、メキシコでの領事館開設時期や治安問題、中米諸国と中国・台湾の関係等、約90人の参加者の中から様々な質問が飛び、活発な質疑応答が行われました。
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