講演会のご報告「JICA派遣専門家が語る現地の実情と協力のあり方」 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

講演会のご報告「JICA派遣専門家が語る現地の実情と協力のあり方」


 2015年7月23日15時から17時半まで、JICAの派遣専門家としてラテンアメリカに赴任された加藤博通、木村恭彦、及川淳一の3氏をお迎えし、「JICA派遣専門家が語る現地の実情と協力のあり方-中小企業活性化(アルゼンチン)、下水道(メキシコ)、建設機械事情(ボリビア、他)-」と題する講演会を開催しました。加藤博通氏からはアルゼンチンの現況と中小企業への経営支援、木村恭彦氏からはメキシコの下水処理事情と土壌浄化法の施工状況、そして及川淳一氏からはパラグアイ、ホンジュラス、ドミニカ共和国、ボリビアにおけるODAで供与された建設機械の活用状況およびドミニカ共和国での有機カカオのフェアトレード事業等についてお話しいただきました。会場は、米州開発銀行アジア事務所で約30人の方に参加いただきました。講演および活発な質疑応答から、中小企業経営支援におけるサポートのポイントや、無償援助後のフォローアップや供与機器のメインテナンスの重要性、技術協力が新たな海外事業に結び付く可能性等が印象に残った講演会でした。


写真は左から及川淳一氏、木村恭彦氏、加藤博通氏。