【原題】 LA BATALLA DE CHILE La Lucha de un Pueblo sin Armas
【製作・監督・脚本】 パトリシオ・グスマン PATRICIO GUZMAN
【製作年】1975、1976、1978
【製作国】チリ=フランス=キューバ
【本編】263分
【配給】アイ・ヴィー・シー
【劇場】ユーロスペース
パトリシオ・グスマン監督による三部構成のドキュメンタリー映画『チリの闘い』、劇場初公開!
『チリの闘い』は、サルバドール・アジェンデ大統領率いる人民連合政権時代の最後の数か月間を記録・再構成した作品である。
階級闘争を繰り広げる国民と内戦の危機に瀕した分裂国家の姿を記録し、三部構成・約四時間半の大長編映画へと作り上げたのは、パトリシオ・グスマンをリーダーとする映画製作チーム「三年目」。パトリシオ・グスマンはクーデターの後、逮捕・監禁されるも処刑の難を逃れ、フランスに亡命。撮影されたフィルムも奇跡的に国外に持ち出され、映画監督クリス・マルケルやキューバ映画芸術産業庁(ICAIC)の支援を得て、「史上最高のドキュメンタリー映画」とも言われる破格の作品を完成させた。