わが国のラテンアメリカ研究はどのような足跡を辿ってきたのであろうか。
2016年5月27日から30日の4日間、米国ニュー―ヨーク市で開催された第34回米ラテンアメリカ学会(Latin American Studies Association, LASA) 大会にて、東京外国語大学大学院総合国際学研究院の宮地隆廣准教授が ” Research for What? Development and Diversification of Latin American Areas Studies in Japan” とのタイトルで研究史を発表された。
LASAは1966年に発足した世界でも最大規模のラテンアメリカ研究学会で、1年から1年半ごとに米国内外で大会を開き、今年は発足50周年の記念大会となった。会員は2016年のプログラムによると約1万2000人に上り、そのうち半数はラテンアメリカ居住者である。16年大会に向け提出されたペーパーは5400を数えた。
次回は、2017年4月29日から5月1日の予定でペルーの首都リマで予定されている。
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