【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】「2017年12月チリの大統領決選投票の行方を占う:新興左派票の流れが鍵」(桑山幹夫) - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】「2017年12月チリの大統領決選投票の行方を占う:新興左派票の流れが鍵」(桑山幹夫)


本年11月19日のチリ総選挙の結果、中道右派の野党連合候補、ピニェラ前大統領と与党連合候補のギジェル上院議員とで大統領決選投票が12月17日に争われる。同選挙では、新しい選挙制度の下で、上院の約半数と下院の総議席が選出された。本レポートでは、新選挙制度を踏まえた上で、第1次大統領選と上下両院選の結果を考察し、過去(1988年国民投票、1989年大統領選、2009年の大統領選)の結果と比較しながら、各候補の勝利の可能性を占う。ピニェラ氏は中道右派からの、ギジェル氏は大統領選と下院で大きく票を伸ばした新興左派からの支持票が必要となる。バチェレ大統領の改革路線をさらに進化出来ると有権者に訴えられるかどうかが鍵となる。

このレポートは「ラテンアメリカ・カリブ研究所[関連資料]」からダウンロードできます。
会員様専用となりますので、ご了承下さい。