コスタリカのドキュメンタリー『最後の楽園コスタリカ オサ半島の守り人』 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

コスタリカのドキュメンタリー『最後の楽園コスタリカ オサ半島の守り人』



【監督】オースティン・アンドリュース
【配給】ユナイテッドピープル 原題:OSA: The Jewel of Costa Rica

2015年/ドキュメンタリー/アメリカ/51分

11月24日よりイメージ・フォーラムで上映

 地球上の宝石のような自然豊かな国コスタリカは、1948 年に軍隊を撤廃した非武装永世中立国。平和で社会福祉が充実し、国民の幸福度も高い。しかし、世界的により知られているコスタリカの魅力は豊かな自然だ。コスタリカは世界的にエコツーリズムの発祥の地として知られ、人気のデスティネーションとなっている。広大なアメリカ大陸のど真ん中、中米に落とされた宝石のような存在で、四国と九州を合わせた程度の大きさに、地球上の全動植物種の約5%が生息しており、単位面積当たりの生物多様性世界一とされている。そして、国土の約4分の1を自然保護区または国立公園にしている。

そんなコスタリカの南西に、地上で最も生態系が豊かな場所、オサ半島がある。まさに地球上の至宝であるこの豊かな自然も、無計画な伐採や採掘で消滅する危機があった。これは半島保護に人生を捧げた人々の物語で、「コスタリカ国立公園の父」と讃えられるアルバロ・ウガルデやエコロッジオーナー等が登場する。気候変動への対策が急がれる今、オサ半島の成功は世界が学べるモデルを示している。

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