ラテンアメリカ諸国の国旗に見る不思議 (第13回)バハマ | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

ラテンアメリカ諸国の国旗に見る不思議 (第13回)バハマ


連載レポート14

ラテンアメリカ諸国の国旗に見る不思議

(第13回)バハマ国旗

執筆者:西岡勝樹(日本旗章学協会会員)

はじめに

ラテンアメリカ諸国の国旗に見る不思議の第13回は、バハマ共和国国旗の不思議である。

1.バハマ国旗


図1 現在のバハマ国旗
出所:http://www.bahamas.gov.bs/wps/portal/public/

1-1.バハマ国旗の根拠法

1973年7月4日制定、7月10日発布、国旗国章法 第32章
Flags and Coat of Arms (Regulation) Act (Chapter 32), assent 4 July 1973,
commencement 10 July, 1973

旗章学による『Azure a Fess Or issuing from the dexter a Pile Sable.』の解説は下記:
Azure 青色
Fess 横帯(横のストライプ)のタイプ
or 金色
Pile  三角形
Sable 黒色

旗の右側(Dexter) から一つの黒色の三角が張り出した青色を基調にした横ストライプタイプの旗ということになる。
3つの同幅の横ストライプ 上部 アクアマリン青、中央 金色、下 アクアマリン青、ホイスト側(ポール側)に黒い正三角形を配する。

1-2.バハマ旗の歴史

国旗の日 7月10日

図2. バハマ国旗の変遷

1-3.バハマ国旗の色

バハマ国旗の印象的なのは黒色:この強い色は結びついた国民の活力と強い力を表す。
国旗にはためく三角形のその先はバハマ国民の冒険心と決断力を表し、金色が太陽を、アクアマリンブルーが海を表す
その豊かな資源を所有し、発展させる為のものである。
黒色:活力と力
金色:太陽       Pantone 115c  
アクアマリンブルー:海 Pantone 312c

1-4. バハマ国旗の黒い三角形

1973年7月10日国旗制定。
個人のデザインではなく当時開催された議会共同にて制作された。
真っ黒な三角形は左へ矢のように3本の横縞(ストライプ)に向かっている。
色の選定はバハマ国民の天性の素質を表している。
青のストライプは海を、黄色い(黄金)は太陽を思い起こさせる。
そして 黒色の正三角形は統一とバハマ人の決断力を表している。
黒色の三角形が非常に特徴的な国旗である。