ラテンアメリカ・カリブ研究所レポートに、新しいレポートが追加されました。以下、前文です。
トランプ米大統領は、2019年に入ってラテンアメリカに対して攻撃的な姿勢を強めてきています。
トランプ政権の対ラテンアメリカ政策は二本立てで、一本目の柱は移民、麻薬、貿易そしてベネズエラ危機に関する強硬政策のように国内支持基盤の拡張を狙うもの、もう一本は南部フロリダ州でのベネズエラ系及びキューバ系の支持票獲得のための政治的レトリックであるとの見方が広まっています。
本稿は、トランプ政権が2019年に入って以来とってきた対ラテンアメリカ政策を2020年の大統領再選に絡めて考察します。
本稿 (上) では、トランプ政権とベネズエラとの関係に焦点を当てて分析し、(下) では、対メキシコ、中米、およびキューバ政策を取り上げます。
本レポートは、【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】「再選を狙うトランプ米大統領の強硬路線 ― 翻弄されるベネズエラをはじめとするラテンアメリカ諸国」(上) 桑山幹夫より、ダウンロードして頂けます。会員限定となります。