『トヨタ生産方式の海外移転手法の解析 -ケーススタディ:ブラジル自動車産業』  塚田 修編著  | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

『トヨタ生産方式の海外移転手法の解析 -ケーススタディ:ブラジル自動車産業』  塚田 修編著 


第Ⅰ部「ブラジルの自動車産業の現状」で概況、政府の自動車産業政策、ブラジル・コスト、雇用制度と労働組合、フレックス車などの固有の環境を、第Ⅱ部「移転手法の解析」では米国のMIT(マサチューセッツ工科大学)が、トヨタ生産方式と大量生産方式を比較研究して名付けたリーン(lean)生産方式移転のブラジルでの実践について日系と欧米企業の比較調査を行い、トヨタ生産方式のブラジルへの技術移転の手法解析を行っている。その成果はブラジルのみならず、先進国から新興国への技術移転の在り方を考える上で活かせるとしている。
編者は多国籍企業・米法人での勤務経験の後、香川大学教授を経て関東学院大学経営研究所客員研究員。ブラジル連邦大学、FGV(ジェトゥリオ・ヴァルガス財団研究所)ほかの大学等研究者6人が執筆を分担し調査票の分析を行った。

〔桜井 敏浩〕

(白桃書房 2019年7月 190頁 2,700円+税 ISBN978-4-561-22730-4)

〔『ラテンアメリカ時報』 2019年秋号(No.1428)より〕