新型コロナウイルスは世界に大きな打撃を与えており、ラテンアメリカ・カリブ諸国政府の国民の命を守るための積極的な措置は正しい対応と言えます。この数週間で同地域のマクロ経済見通しは劇的に変化しました。
しかし、資金調達コストの上昇や一次産品の下落でGDPの大幅な落ち込みは避けられない見通しです。経済活動の自主的な部分停止は、通常の景気後退とは異なり、典型的な財政・金融的な対循環的需要管理では不十分な恐れがあります。「2020ラテンアメリカ・カリブ地域マクロ経済報告」では、この急変する状況を精査し、影響の軽減、経済安定の維持、経済の中核の保全を目指した政策提言を行います。
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