【米州開発銀行(IDB)】「『パンデミックと戦うための諸政策:Policies to Fight the Pandemic』米州開発銀行マクロ経済報告書2020年版」日本語要約版 中村圭介 米州開発銀行アジア事務所長 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

【米州開発銀行(IDB)】「『パンデミックと戦うための諸政策:Policies to Fight the Pandemic』米州開発銀行マクロ経済報告書2020年版」日本語要約版 中村圭介 米州開発銀行アジア事務所長


米州開発銀行(IDB)による表題英文版(2020年4月21日当協会HPに掲載)の日本語要約版です。
尚、今月発行予定のラテンアメリカ時報 2020年夏号には、この要約版のダイジェスト版を掲載する予定です。

ラテンアメリカ・カリブのCOVID-19パンデミックと戦う政策の目標は、外的及び内的な要因による経済活動停止によって影響を受ける企業と家計を救済し、感染防止政策の経済的コストを最小限に止めるというところに設定されるべきとした上で、喫緊の施策として以下3点を挙げています。

(1)医療、保健、公衆衛生のインフラの整備と拡大を行う。
(2)対象を脆弱、貧困階層に特定した現金給付による所得補償を行う。
(3)資金供給、税金の減免等を通じて企業への支援を行う。

これらの施策に関して「金融政策」、「財政政策」、「金融シムテムの機能」の観点から、2020年当初のLACのマクロ経済を取り巻く環境を考慮し、それぞれの具体的な政策について提案しています。

レポートはIDBレポート要約版(最終版PDF)より、どなたでもダウンロードして頂けます。