ブラジル映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

ブラジル映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』


原題:『João, o Maestro』
監督・脚本/マウロ・リマ
出演/アレクサンドロ・ネロ、ダヴィ・カンポロンゴ、アリーン・モラエス、フェルナンダ・ノーブル
2017年/ブラジル/ポルトガル語/117分

9月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
http://my-bach.jp/

 幼い頃からピアノが得意だったジョアンは、瞬く間にその才能を伸ばし20歳でクラシック音楽の殿堂として知られるカーネギーホールでの演奏デビューを飾り“20世紀最も偉大なバッハの奏者”として世界的に活躍するまでになる。

 一流の演奏家として世界を飛び回っていたジョアンだったが不慮の事故により右手の3本の指に障害を抱えてしまう。

 ピアニストとして生命線である指が動かせなくなった彼は不屈の闘志でリハビリに励み再びピアニストして活動できるまでになる。ついに復帰を果たし自身の代名詞ともいえるバッハの全ピアノ曲収録という偉業に挑戦をしていた彼に、さらなる不幸がのしかかる…。

 本作の主人公ジョアン・カルロス・マルティンスが日本で知られるきっかけの一つにリオパラリンピックがある。当時、パラリンピックの開会式で行われた彼の国歌演奏の模様は日本でも話題となり、ハンディキャップを持った両手で奏でられた美しい旋律は多くの人を虜にした。

 若くして世界的な活躍をしていたピアニストであるジョアンを襲った不幸、その苦難を幾度も乗り越えていく彼の物語は、ブラジルで公開され、週をまたいでボックスオフィスの順位をあげるスマッシュヒットとなった。