下記の研究所レポートを、一般公開に切り替えました。また、8.21付で追記が入っております。
『ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート』
「ラテンアメリカに問われるコロナ禍後の開発パラダイム・シフト」桑山幹夫
本レポートでは、LACの主要経済大国で死亡率が世界でも高い数値で推移している点を注視し、LAC諸国の感染拡大に関する情報をアップデートしながら、その根源である経済社会格差について考察する。
LAC域内でここ数年、年金制度、医療健康保険、教育、その他の公共サービスへの不平等なアクセスに対して不満が爆発している。このような政治情勢のなかで、Covid-19の感染拡大が生じた。今後はコロナ禍以前の経済体制への回復を目指すよりはむしろ、この災禍を契機として、ポスト・コロナ期に相応しい開発パラダイムを模索していく必要がある。
そこで、ECLACが7月に発表したCovid-19関連の報告書を参考にしながら、下記を中心にLAC諸国の開発戦略に及ぼす影響について論考する。
こちらのリンクから、本レポートをダウンロードできます。
『ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート』 「ラテンアメリカに問われるコロナ禍後の開発パラダイム・シフト」桑山幹夫_2020.08.21追記