チリ映画『エマ、愛の罠』 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

チリ映画『エマ、愛の罠』


原題:Ema
監督:パブロ・ラライン
出演:マリアーナ·ディ·ジローラモ、ガエル・ガルシア・ベルナル、パオラ·ジャンニーニ、サンティアゴ·カブレラ

10月2日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
http://synca.jp/ema/

 若く美しいダンサーのエマ(マリアーナ·ディ·ジローラモ)はある悲しい事件によって打ちのめされ、振付師の夫ガストン(ガエル·ガルシア·ベルナル)との結婚生活が破綻してしまう。家庭も仕事も失い、絶望のどん底に突き落とされたエマは、ある思惑を秘めて中年の女性弁護士ラケルと親密な関係になっていく。さらにラケルの夫で消防士のアニバルを誘惑したエマは、彼女への未練を引きずる別居中のガストンまでも挑発し始める。

 3人の男女をことごとく手玉に取り、妖しい魅力で虜にしていくエマの真意は何なのか。 その不可解なまでに奔放な行動の裏には、ある驚くべき秘密が隠されていた……。

 ハリウッド映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で絶賛を博し、米アカデミー賞に輝いた『ナチュラルウーマン』の製作を務めた南米チリの名匠パブロ・ラライン。

 今やラテンアメリカのみならず、世界をも牽引するフィルムメーカーとして脚光を浴びている彼が、これまでの価値観を壊して創った新時代のヒロインを主人公エマに体現させている。