4月18日までの政治経済ニュース - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

4月18日までの政治経済ニュース


4月11日(エクアドル)エクアドルで大統領選挙が行われ、次期大統領に元銀行頭取で右派のギジェルモ・ラソ氏が当選した。5月24日に就任し任期は4年。

4月14日(アルゼンチン)アルゼンチンのフェルナンデス大統領が新型コロナウイルス感染から回復し、通常執務に復帰することを明らかにした。

4月15日(ブラジル)ブラジルの最高裁は、収賄の罪で有罪としたルラ元大統領の判決を取り消すことを確定した。これによりルラ元大統領の大統領選への立候補が可能になった。

4月16日(キューバ)キューバ共産党大会が開幕し、ラウル・カストロ第1書記が党トップの役職から退く意向を表明した。

4月12-16日(ペルー) 6月6日予定の大統領決戦投票は社会主義左派(Perú Libre)のペドロ・カステイジョ氏と人民勢力党(Fuerza Popular)のケイコ・フジモリ氏の戦い。主要鉱山地域の多くで圧倒的多数を占めたカステイジョ氏の鉱山収益の7割を国へ、3割を鉱山事業主へとの(国有化)主張への警戒感はあるものの、南アのGold Fields社は新国会では2/3が市場経済を優先している(ペルー鉱山技師協会(IIMP)Govitz会長も同意見)として悲観していない。

一方、足許では首都圏リマ地区の新型コロナ感染による死者の急増(前週比約44%増)、国民の約6割以上が今年は生活困窮状態に陥る(MACROCONSULT)との見通しの中、Fitch Ratingsは分裂国会の中、新政権の課題は財政基盤の強化と均衡が重要だと報告、アロンソ・セグラ氏(元経財相)は中道・中道右派の連合による成長復活を語った。

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※日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限、日本の水際対策強化に係る新たな措置は下記のサイトで更新されています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/
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