【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】
<<緊急論評>>「急進左派政権の誕生か ペルー大統領決選投票」遅野井茂雄 ラテンアメリカ協会理事(筑波大学名誉教授)
6月6日の大統領決選投票を控え、独立200周年を前にペルー政治が大きな節目をむかえている。コロナ危機を背景に30年間続いた自由市場経済モデルからの脱却を訴えるカスティジョ候補が優位に進めており、市場の動揺は大きいが、他方、ケイコ・フジモリ候補に対する国民の拒絶感は強い。事前の調査では両者拮抗しているが、左右いずれが勝っても、次期政権には大きな不確実性が伴うことになろう。
決選投票直前の情勢を分析する。
一般公開 【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】<<緊急論評>>「急進左派政権の誕生か ペルー大統領決選投票」遅野井茂雄 ラテンアメリカ協会理事(筑波大学名誉教授)