【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート 】<<寄稿>> カスティジョ政権の成立とペルーの今後 ─「大統領選結果公表」以降の動静─ (京都大学教授 村上勇介) - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート 】<<寄稿>> カスティジョ政権の成立とペルーの今後 ─「大統領選結果公表」以降の動静─ (京都大学教授 村上勇介)


題目

【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】
<<寄稿>> カスティジョ政権の成立とペルーの今後 ─「大統領選結果公表」以降の動静─ (京都大学教授 村上勇介)

要旨

7月28日、ペルーのペドロ・カスティジョ政権が発足した。6月6日に実施された大統領決戦投票から選挙結果の最終確定まで43日を要したこともあり、同国の政治情勢には世界的な注目が集まった。本稿は、当協会の『ラテンアメリカ時報』2021年夏号(No. 1435)に「2021年ペルー選挙―ボリバルの呪縛?」と題して、大統領選の結果についてご執筆いただいた京都大学の村上勇介教授に政権発足19日の時点で、同国の政局、特に決選投票の対立候補であり、野党第一党のケイコ・フジモリの行動分析や閣僚・中央銀行総裁人事などを解説いただいた。本稿分析の背景を理解するには、是非とも『時報』夏号の掲載論考と合わせてお読み下さい。

『ラテンアメリカ時報』2021年夏号(No.1435)の「ラテンアメリカ時事解説」に寄稿したペルーの大統領選挙に関する筆者・村上の解説「2021年ペルー選挙―ボリバルの呪縛?」は、6月末までの情勢をもとに分析したものである。その後、決選投票から43日を経た去る7月19日にペルーの中央選挙管理委員会(JNE。以下、選管)は選挙結果を最終的に確定し、ペドロ・カスティジョ候補の当選を公にした。28日の独立記念日に同氏は大統領に就任し、式典前の公表の慣例とは異なり、就任後に最初の内閣の陣容を発表した。

カスティジョ政権の今後については、いまだ「神も知り給わず」の状態ではあるものの、就任演説や組閣など7月末以降の動向から同政権の方向性については、一定の分析が可能である。以下では、そうした分析を行うとともに、限られた紙幅ゆえに書き切れない点が多々あるが今後を考えるうえで念頭に置く必要があると考える点を提起しておきたい(本稿は、8月15日までの情勢分析をもとに執筆している)。

同レポートは以下のハイパーリンクをクリックし、ダウンロードすることができます。


一般公開【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート 】<<寄稿>> カスティジョ政権の成立とペルーの今後 ─「大統領選結果公表」以降の動静─ (京都大学教授 村上勇介)