以下の「図書案内」は2021年7月25日発行の「ラテンアメリカ時報」(夏号)にてご案内していますが、改めて入手方法(郵送用切手代にてお手配頂けます)を含めお知らせ致します。
新型コロナにより中断が余儀なくされているラテンアメリカ地域への旅行ですが、往来が可能となった際に企画・立案する上で参考になるハンドブックとなっています。
<再掲:「図書案内」:2021年7月25日発行「ラテンアメリカ時報(夏号)」より>
ブラジルをはじめ南米旅行の企画や手配に40年余携わってきた専門旅行社が、南米観光の魅力を少しでも多く知ってほしいと独力で刊行したペルーとアルゼンチンの全ページを実に多彩なカラー写真で飾ったガイドブック。なお、同社からはすでに『ブラジル ハンドブック』も出ている。
アルゼンチン編は首都ブエノスアイレスを中心に、タンゴ、サッカー、料理、土産の魅力と、郊外のガウチョ(牧童)ツアーやイグアスの滝、北西部の奇観、隣国ウルグアイやチリにまたがるパタゴニア等の景勝地の息をのむ景観を厳選された写真で見せてくれる。
ペルー編は入国・旅行の基礎知識から始まり、12有る世界遺産、マチュピチュとインカ道のトレッキング、「聖なる谷」とされたウルバンバ峡谷やインカの都クスコ、新たな奇観レインボーマウンテン、首都リマ、地上絵のナスカやチチカカ湖のほとりのプーノ等の観光地のほか「まだまだあるペルーの魅力」と地域毎に多彩なペルー料理を紹介している。
ブラジル編(改訂版)は最も内容が充実しており、ブラジル旅行事情、世界遺産、音楽、料理、土産をはじめ、イグアスの滝、リオデジャネイロ、サンパウロ、レンソイス(東北部の広大な白い砂丘地帯)、ブラジリア、クリチバ、サルバドール、マナウス(アマゾン河中流の大都市)が、他の2書と同様にそれぞれ地図・写真・イラストで詳細に載っており、旅行意欲をそそられる出来映えである。
いずれも新型コロナウイルス感染症蔓延で未だままならぬ南米旅行の一日も早い再開を願いたくなる旅の魅力満載の旅行案内。
〔桜井 敏浩〕
(入手は、(株)アルファインテル担当:宇田、代表電話 (03) 5473-0541。 https://japan.alfainter.co.jp/about-us/ の「お気軽にお問い合わせください」から申し込み。日本国内宛先に限り ①ペルーもしくはアルゼンチンガイドブック1冊は、送料として各250円分の切手を、②ペルー及びアルゼンチン1冊づつ、またはペルー、アルゼンチン、ブラジル各1冊づつ希望の場合は、370円分の切手を事前送付すれば無料頒布)
(アルファインテル 2021年6月・2月・2019年 92頁・106頁・209頁 非売品)