山田 彰 前駐ブラジル日本大使講演会-4年3カ月の在ブラジル大使を終えて(2022年1月21日【金】午前10時ー11時半) - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

山田 彰 前駐ブラジル日本大使講演会-4年3カ月の在ブラジル大使を終えて(2022年1月21日【金】午前10時ー11時半)


ご講演をいただく山田彰前大使は、2017年7月から21年の11月まで4年3ヵ月、駐ブラジル大使としてのお務めを終えられ、このほど帰任されました。大使としては、異例ともいえる長い滞伯期間、しかも激動の4年余であったと推察されます。ブラジルの政権は前大統領の弾劾裁判による失職で副大統領から昇格したテメル大統領(2016年5月~18年12月)、そして旧与党労働者党(PT)候補との激しい選挙戦を制したボルソナーロ大統領(19年1月~)と代わり、政治・政策路線もルーラおよびルセフ両PT政権下の左派から、中道(テメル政権)→右派(ボルソナーロ政権)と、振り子が大きく振れた時期です。

 この間に、労働法や年金制度の改革など、ブラジルにとって長年懸案となってきた課題の解決もみられましたが、しかし2020年の年初からは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をまともに受け、感染者数、死者数ともに世界を騒がす数値に追い込まれました。その対策過程で、感染抑止策、医薬品の承認、ワクチン接種、地方自治体への対策指示、保健省の運営等で連邦政府、議会、地方政府間で足並みが乱れ、国民を不安に陥れたのもみてとれます。こうした中でも、2020年11月には日・米・ブラジルの3国間協議(JUSBE)の枠組みが立ち上がり、2021年1月には茂木外相(当時)がブラジルを訪問されるなど、多忙をきわめた大使勤務であったと思われます。

 本講演は、この4年3ヵ月、大使がブラジルをどう観察され、日伯関係継続のためどのような努力をされたのか、そして日系人社会をどう支援されたのか、貴重なお話を聞く機会とすべく、日本ブラジル中央会協会主導の企画に共催させていただくことにしたものです。以下の講演会案内をご参照の上、申込みサイトよりお申し込み頂きたくお願い致します。

詳細は添付案内文(PDF)をご覧下さい。
山田彰 前駐ブラジル日本大使講演会[PDF]

日時 2022年1月21日(金)10:00-11:30
形式 ZOOMによるウエビナー
講師 山田彰前駐ブラジル日本国特命全権大使
主催 一般社団法人日本ブラジル中央協会、一般社団法人ラテンアメリカ協会
参加費 会員:無料、非会員:1,000円、大学院・大学生:無料
申込期限 2021年1月14日(金)

お申込み

下記Webサイトより2021年1月14日(金)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry

お問い合わせ

一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
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