4月10日までの政治経済ニュース - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

4月10日までの政治経済ニュース


3月28日(ペルー)3月14日の議会(130議席)で76:41で手続き開始が認められたカステイジョ大統領への弾劾裁判は3月28日の議会での弾劾投票(総議席の2/3、87票以上必要)結果、弾劾賛成は55票に留まり、2回目の弾劾手続きは終了した。

4月4日(コスタリカ)コスタリカで大統領選の決選投票が行われ、ロドリゴ・チャベス前財務相が勝利した。新大統領の就任日は5月8日で任期は4年。

4月5日(ペルー)カステイジョ大統領は4月4日の日付が変わる数分前に首都リマと港湾都市カヤオを対象に非常事態を宣言し、翌5日午前2時から同午後11時59分の時間帯の外出禁止令を発表した。しかし4月5日の禁止令を無視した抗議行動や多くの(権威主義的な紛争解決法などとの)批判を受け、急遽、午後5時過ぎに禁止令を解除した。

4月7日(ペルー)DATUMの最新(4月22日)の世論調査ではカステイジョ政権発足時39%の支持率が過去最低の19%(不支持は3月の67%から76%)、議会の不支持は82%に達している。Moody’sも中銀や経財省の経済政策は評価するも、同政権は長期的ガバナンス欠如、政局不安定継続、投資制限、諸問題解決経験不足を露呈して任期満了(2026年7月)は困難と見ている。(CCPIJ他)

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※日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限、日本の水際対策強化に係る新たな措置は下記のサイトで更新されています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/
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